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シークエンスについて

全塩基配列が解読されている遺伝子に対して 自作のプライマーを使用して特定部位の増幅を行っています。 自作プライマーで増幅した断片が 目的遺伝子由来かどうか検証するために シークエンスして調べようと思うのですが その際のシークエンスサンプル本数はどのくらいで 信憑性がある結果と言えるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

目的遺伝子由来かを調べるだけなら1本でいいでしょうね。 (非常に配列の近い遺伝子が複数存在するのでなければ、いくつかの制限酵素で切って、電気泳動でそのサイズが予測されるパターンと同じであることを確認するだけでも大丈夫でしょうが。) 増幅による変異が入っていないことを確かめたいなら、数本は読んだほうがいいでしょうが。(変異が入っていないものを得るのに必要なサンプル数は、PCRのサイクル数や使ったポリメラーゼなどによって変わります)

kopayo
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。 初めての試みなので、どれぐらいがベストなのかわからず…。 参考にさせていただきます。

その他の回答 (2)

  • gc-ms
  • ベストアンサー率39% (9/23)
回答No.3

シークエンスサンプルは一つで良いです。 すでに行ったかもしれませんが, 電気泳動からもある程度判断できます。 1)ステップラダーと同時に泳動し,増幅断片の大きさを確認する。(これはだれでもやっているでしょう。) 2)自作したプライマーが本当に鋳型に対して特異的なものかどうかを調べるために,フォワードのみとリバースのみの反応を行い,電気泳動でチェック。バンドが予想されるサイズのところに見られなければOK(これもステップラダーと同時にながします).さらに,ネガティブコントロール(鋳型を入れないやつ)を作り,プライマー自身による非特異的産物が無いかどうかチェック。 結局は,シークエンスデータから目的遺伝子由来かどうかを判断することになるのですが,シークエンスにはお金と時間がかかりますから…。もし,やっていなのでしたら,お試しください。

kopayo
質問者

お礼

2)に関して、ネガティブコントロールによるチェックの必要性は知っていましたが、F.W.のみ、R.V.のみでPCRを行い電気泳動パターンから確認するという方法は初耳でした(超初心者なもので・・・) とても興味深く、是非やってみたいと思います! 有り難うございました。

回答No.2

PCR産物をダイレクトにシークエンスするなら、一反応で十分。同じチューブからとったサンプルで、replicateをいくつとったところで同じ結果になるので意味ないです。 また、既知の遺伝子と一致しているかどうかを判断できれば十分なら、精密さもあまり求めなくてもいいでしょう。 ただし、PCR産物をクロニーングした場合、個々ののDNAクローンには、耐熱性ポリメラーゼのヌクレオチド取り込みエラーによって、いろいろな変異が入っている可能性があります。ここから、未知の配列を決定する場合や、正確な配列をもったクローンを得たい場合など、多くのクローンのシークエンスをし、比較する必要があります。

kopayo
質問者

お礼

今回PCR産物のクローニングは行っていないので 後者の場合の考慮は不要なのですが、 今後のためのよい参考になりました。 有り難うございました。

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