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解説していただけませんか?
1.海外へ出張していたことにして予算を余分にとっていた。 2.海外へ出張していたこととして予算を余分にとっていた。 以上の二つの文の意味は、あまり分かりません。 解説していただけませんか。 特に「に」と「と」のニュアンスを解説してください。 「中国人から」
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>しかし、この文の意味はどのようにわかりますか? 「予算」や「余分」などは、「偽っている」という意味がまったくありませんから、どうして、その意味になれますか。 なるほど、そこでお困りだったのですね。 「~したことにする」は、「実際には~していないのに、~したふりをする・したとみなす」という意味で用いる言い方なのです。 そういうわけで、この場合はいわゆる「カラ主張」であることがわかります。
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- kanpyou
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「~にする」という言葉は、「状態の変化」につかうことばです。 たとえば、「水を酸素と水素にする」「小麦をパンにする」「鉄粉を鉄板にする」のように、物質の変化だけでなく、形態(見かけ)の変化にも使います。 ですから、「海外へ出張していたことにする」ですと、実際には、別のことをしていた可能性が高いのです。さらに、「予算を余分にとっていた。」と続くことにより、実際とは違う理由によって、予算を請求していたことになります。
- himajiisan
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みささんの言われるようなことでよろしいかとは思いますが、蛇足を加えます。 AをBにする」場合、「に」は帰着点を意味しますから、AからBへの完全な変化が普通です。 物置を勉強部屋にする。物置はなくなります。 AをBとする」場合、Aは残されたままBとして、仮に、一時的に、意識的に、無理に使うという気持ちになります。 物置を勉強部屋とする。この場合物置部屋は改造されたわけではありません。 ご質問の場合、「に」は飲食費などを、深く考えずに、適当に出張費にしてしまったんでしょうね。「と」は、あれこれ考えたけどとにかく出張費にしておいて、もっといいのがあればかえりゃいいという感じでしょうか。 なお、似たような表現に「○○になる」と「○○となる」がありますが、「と」の持つ意識性は存在していて、前者の自然的な変化と違いがでます。 生まれて20年経てば、だれだって「大人になり」ますが、成人式で騒ぐワカ者は、大人としての意識、自覚が無い、つまり「大人となっ」ていない幼稚なバカ者に過ぎません。子供が出来れば誰でも「親になり」ますが、「親となる」のは、養育・教育など責任・自覚が必要で大変なことです。逆に子供の無い人でも、孤児などを引き取り「親となる」こともできますが、無自覚、無責任になれるわけではありません。 大学生になっただけじゃそこでおしまい(帰着点)ですから、遊びまわるだけでしょう。大学生となったからには大いに、自覚して勉強し、大学生としての行動をとれなければ、本物ではないでしょう。 ところで、日本人だって一般にはこんな区別をして使用しているわけではないでしょうから、あまり神経質に考えずに、だいたい同じと(同じに)思っていいと考えます。
- kanpyou
- ベストアンサー率25% (662/2590)
1.では、ほかに理由があるが、ひとつの理由とする。 2.では、既に、理由を統一していて、他に弁解の余地がないといったイメージ。
- Nagomie
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皆さんがおっしゃるように、意味は同じです。 私は「ことにして」は軽い話し言葉、「こととして」は書き言葉または改まった話し言葉だと感じています。
- chimney
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意味は一緒です。 この場合の「に」も「と」も変化した(させた)結果を表しています。 (出張したことにはなっていなかったけれど)出張していたことにした=出張していたこととした ただ#1さんの言うとおり、「に」のほうが一般的です。 今まではそうではなかったけれど、そうなった(あるいは、そうした)という意味で使われます。
- otasuke009
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文法的には両者にほとんど差はありません。 1は現在の日本語の表現としてごく普通の言い方で、 2はやや硬質な表現です。 意味は、「実際には海外に出張していなかったのに、出張していたと偽って不正に予算を請求していた」ということです。
お礼
どうも有難うございます。 しかし、この文の意味はどのようにわかりますか? 「予算」や「余分」などは、「偽っている」という意味がまったくありませんから、どうして、その意味になれますか。 よろしくおねがい致します。