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神社仏閣の風化と寿命について!
法隆寺など千年以上も風雨にさらされていながら、いまだその当時の木材が残っている事実があるのに、なぜ創建されてから百年と経たないのに、壁などが腐ってしまっている神社仏閣があるのでしょうか? それと、もう一つあります。東大寺南大門の金剛力士像の大修理がありましたが、そのときに新しい木材を使って修復しているのをテレビで拝見しました。もし仮にですが、力士像の大部分のパーツが明治期などで取り替えられていたのなら、国宝に指定されたでしょうか。 駄文に加え、要点のわかりにくい文面で申し訳ありません。直接的でなくてもかまいません。それに近い事柄でも結構ですので、是非よろしくお願い致します。
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修理の際に新しい木材で修復した場合、新しい木材が全体の木材のある一定いないの割合であれば国宝・重文のままです(確か25%くらいだったと思いますが・・・)。 現在、国宝・重文に指定されるのは太平洋戦争終了以前です。そのため、明治期に修復されていたとしても問題はないと思います。昭和20年以降は、上記のような基準で決められるのだと思います。 ちなみに、世界遺産の文化財での登録には国の指定がないと登録できないため、法改正以前は原爆ドームの推薦ができませんでした。ただ、「古都京都の文化財」には昭和25年に焼失した鹿苑寺(金閣寺)も含まれていますが、これは金閣自体だけでなく、鹿苑寺全体の景観設定などが指定の要因になったのだと思います。
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- yuyuyunn
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はじめまして #1の方もおっしゃっていますが 国宝級ですと大修理が定期的に行われます 法隆寺ですと明治時代にも大修理が行われているはずです それと、宮大工さんの本に書かれていたのですが 昔のヒノキはとても強くて素材的にも最高のものだったそうです 現在は、国内でヒノキを大量に供給できない事もあり 海外産に頼る状況です 品質がいまいちになり、耐久性が劣る事も考慮しなければなりません。 今現在、唐招提寺が平成の大修理中です 鑑真和上さまのお像が東京の博物館に おいでになってらっしゃいます http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=1024 http://www10.ocn.ne.jp/~mk123456/kiji.htm
お礼
ヒノキって、香りだけではなく、本当にすばらしい材料なんですね!有難う御座いました。
ご存知ないかもしれませんが、神社、仏閣は、というか、建物は、定期的メンテナンスが、必需です。 で、メンテナンスをしない、とか、居住や利用しない。つまり、風を通さない建物は、自然に朽ち果てます。 やはり線香で燻して、おまいりしたり、読経したり、毎日利用しないで、風とおしが悪いと、早く悪くなり壊れます。 それで、すべてが悪くならないうちに、主たる木材が腐らないうちに、メンテナンスというか、修理する訳です。 これを何回も繰り返して、主構造は、創建時のままであれば、国宝でしょうね。 なお、ニュースで、報道される以外に、毎年のように、細かい修理は、しております。 常庸の大工さんというか、修理専門の職員がいると思いますし、国宝になると、管理報告をしないといけないし、結構、維持管理が大変ですね。
お礼
博識ですね!アプローチの仕方がすごいです。有難う御座いました!
お礼
これで気になったいた事が一つ消えました。本当に有難う御座いました。