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昔聞いた言葉が邪魔しています。(記憶について)

 昔、中学2年生頃に同級生の友達に 「記憶は1つ覚えると1つ忘れる。満タンなバケツに水を入れると水があふれると一緒。」って言われたことがあります。  それからと言うもの勉強するにあたって、いつもこの言葉が邪魔をします。  現在でも、無意識にその言葉が頭の中でつぶやいて素直に勉強ができません。(といっても社会人ですが)  本当に同級生が言うようにこの説明は正しいのでしょうか?  この10年間邪魔している言葉をどうにかたち切らしてくれるご説明をよろしくお願いします。     

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  • Diogenesis
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回答No.7

認知心理学では人の記憶システムを次のような段階的なものと考えています。   入力→感覚情報保存→短期記憶⇔長期記憶                     ↓                    出力                感覚情報保存は意識にのぼる以前のミリ秒単位のもので, 自動的に情報の取捨選択が行なわれています。 意識にのぼる記憶の場が短期記憶で,秒単位のもの。 コンピュータで言うとメインメモリみたいなもので容量に限界があり, 新たな入力によって次々と書き換えられていくと考えられています。 持続時間よりもその機能に焦点を当てて作動記憶(ワーキングメモリ)と呼ばれることもあります。 長期記憶は短期記憶から転送された情報を半永久的にな保持するシステムで, コンピュータで言うとハードディスクみたいなもの。 その容量は未知数ですが, 人生の長さからすれば事実上無限大と考えていいでしょう。 また長期記憶から何かを思い出すときには 必ず短期記憶の場を経由すると考えられています。 あなたの友達が言ったことは短期記憶のことであって,長期記憶にはあてはまりません。 われわれが知識と呼んでいるものは長期記憶として保持されている情報であって, これには事実上限界がないのです。 この程度のことは心理学の入門書にも書かれているものです。 半可通の友人の言うことなど長期記憶の淵に沈めてしまって, 新しい知識をどんどん増やしていってください。 ついでに言うと, 人の記憶は写真や録音のような記録とは違って 過去の情報がそのまま引き出されるのではなく, 思い出すたびに新たに再構成されると考えられています。 それゆえ記憶内容が事実と異なることは珍しいことではありません。

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  • U-more
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回答No.9

「人類に残された秘境は、宇宙と人の頭の中だけだ。」 といわれるぐらい科学が発達した現在でも、 まだまだ未知数の部分はたくさんあります。 その友達が言ったことも、正しいかもしれないが、正しくないかもしれない。 仮に正しいとしても、人が使う脳の機能はせいぜい全体の十数パーセントぐらい、 とも言われますので、心配することはないと思います。 記憶をはじめ、能力開発をする上で一番の障害は、 自らストッパーをかけてしまう事だと思います。 どうせだめだろう、と思っていてはそれ以上は伸びません。 意識してそのようには思ってないでしょうが、 無意識のうちにマイナスの自己暗示にかかっているのでしょう。 逆に可能性が無限大だと思えば、伸びる余地はいくらでもあると思います。 方法としてはプラスの自己暗示をかけるといいと思います。 「私の頭はドラえもんの4次元ポケットと一緒だ。」と。 覚えたいものは何でもいくらでも吸収できる!と考えてみては? また、「覚えなければいけない。」という意識が強すぎると それがプレッシャーになって記憶に歯止めをかけてしまうこともあるかと思います。 以前私が聞いた言葉ですが、 「脳は消化器官だ。」 という言葉が鮮明に残っています。 (もちろん生理学的に正しいかどうかの問題ではありません。) 覚えたいものは頭に通すだけでいいんだ。 胃や腸などの消化器官と一緒で、 全部残らなくても栄養はしっかりと取り入れられている。 全部を残そうとするから消化不良になってしまうんだ。と。 そう考えると気が楽ではありませんか? バケツという小さな器で考えてしまうからいけないのです。 人の頭は宇宙と同じレベルで奥深いのですから。

kinounodokuro
質問者

お礼

沢山のご回答ありがとうございました! まとめてのお礼になりますが申し訳ございません。 皆さんの意見が大変参考になりました。 その上になんだか自分の思考がおかしいことに気付きました。  またこのことを忘れてしまったら皆さんの回答をもう一度読み直します。  ありがとうございました♪  

  • kenichi
  • ベストアンサー率22% (5/22)
回答No.8

まずはあなたのその記憶が消えるくらい沢山の事を勉強してみてください。という事で、あなたはまだまだ記憶できるのですよ(^^)

  • Syo-ya
  • ベストアンサー率31% (558/1780)
回答No.6

忘れる脳覚える脳―凄い記憶力は「脳内ネットワーク」から生まれる 米山 公啓 (著) こんな本もありますよ。 『 しなやかに豊かに生きていくためには覚えるだけではだめ、忘れることも重要な記憶力の活かし方。あなたの記憶力はまだまだ眠っていて、どんどん伸ばせるものです。どんどん忘れて、どんどん覚えましょう。』ということです。 まあ、もちろん仮説の域を出ませんが、読んでみる価値はあると思います。 5日前の朝食は覚えてますか? 3日前の昼食は? その友達はそんな台詞を言ったことも忘れているかも知れませんよ。

  • liar_adan
  • ベストアンサー率48% (730/1515)
回答No.5

それは逆です。 記憶は、すればするほど、新しく記憶することができます。 なぜかというと、既存の知識から「意味」を抽出できるからです。 意味とは、事項と事項とのつながりです。 ものを知っているほど、事項と事項とのつながりは多く、広くなります。 意味を獲得することにより、新しく入ってきた知識を整理し、 理解することができます。 意味付けをし、理解した知識は、消えることがありません。

回答No.4

そんなわけないだろう、迷信だよ迷信! それか君が勉強したくない言い訳に、えらく昔の友達の言葉引っ張りだして、 屁理屈こね回してるだけじゃないの? 社会人だろ?子供じみた事言ってないでシャキッとせんかい!シャキッと!

  • miisima
  • ベストアンサー率37% (228/604)
回答No.3

記憶の器は、バケツじゃないですよ。 蒸発皿。(ああ、今の人たちにわかるかなぁ。昔、ストーブの上に、あったのですがね。水を入れて‥‥) で、勉強しないと、記憶(水)は、時間とともにどんどん蒸発してしまいますよ。 むしろ、学習し繰り返す(水を継ぎ足す)ことで、水の量は保てるし、繰り返し学習したことは、やがて器の中に残り、沈殿して、定着していきます。

  • nemaro
  • ベストアンサー率28% (40/139)
回答No.2

バケツが満タンになっていればそうかもしれない。 ただし、満タンの人間はこの世に存在しない。人間精々頑張っても、10%ほどしか脳を使っていない。 大丈夫、それこそそんな変な?記憶はすっぱり忘れて、新しい知識を記憶してください。

回答No.1

君の脳には、まだバケツ一杯の水は入っていない。 一杯になるまでには、まだまだ余裕がある。 ご安心くだされ。 つーか、一杯になるほど脳を使える人なんていないですよ。

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