漢字やめられない理由が情けない

質問

１，Ww2中、敵性言語として英語が禁止されましたが、日中戦争でも漢字はokだったのは日本文化に浸透して、自分の名前も漢字で書くので、大政翼賛会も見て見ぬふりをしたのでしょうか？一貫してないですね？

２、ベトナム、モンゴル、韓国は漢字やめれたのに、日本は無理なのはなぜですか？中国人（本土、台湾、シンガポール）くらいしか使ってないですね?日本人も中国人の亜種なんでしょうか?

３、漢字使い始めたのは、白村江の戦いで負けた後からですか？突撃して火計でやられたみたいに読んだことありますが、文明の落差に気づいて漢字を学び始めたのですか？

回答No.7

staratras

No.2の誤記の訂正です。失礼しました・

誤：「辛亥年」と「獲加多支鹵大王」の文字が象嵌で刻まれていました。それぞれ438年と雄略天皇を示すと見られています。

正：「辛亥年」と「獲加多支鹵大王」の文字が象嵌で刻まれていました。それぞれ471年（または531年）と雄略天皇を示すと見られています。

438年は辛亥ではなく戊寅ですね。干支は60年を周期としますので厳密に言えば471±60ｎ年（nは整数）です。雄略天皇が在位中と考えることができる471年説が有力で531年説もあります。

回答No.6

eroero4649

1
英語が目の敵にされたのは、実は戦争前に日本にとって最も友好的な欧米諸国がアメリカ合衆国だったからです。
戦前、メジャーリーグが来日したことがあります。これをきっかけに日本もプロ野球が作られるようになりましたが、その一行はベーブ・ルースにルー・ゲーリックとまさにオールスターレベル。彼らはですね、船ではるばるアメリカから来日したんですよ。
また世界の喜劇王だったチャップリンも戦前に来日しています。二二六事件に危うく巻き込まれそうになったのは有名な話ですね。
日米戦争前、日本は石油の90％、鋼鉄の製作に必要な屑鉄の100％をアメリカからの輸入に頼っていました。当時から日本にとってはアメリカは最重要貿易相手国だったのです。
そのアメリカと戦争することになったから、アメリカのものは片っ端から禁止しとかないと国民の戦争意欲が継続できなかった一面もあるんですよ。

それについでにいうと、アメリカ的なものを敵視するようになったのは戦局が悪化して軍も国も余裕がなくなってからです。開戦当初の連戦連勝のときはまだまだユルかったんですよ。勝ってたから。

2
「ひらがなもカタカナも漢字から作られた」っていうのがあるんですけど、そもそも日本語には「同音異義語」が山のようにあるから漢字を使わないとその言葉が何を意味するのか通じなくなっちゃうんですよ。
「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」という有名な言葉がございますでしょ。「どういうしこうなの？」っていわれても「どういう思考なの？」「どういう嗜好なの？」「どういう志向なの？」とどの字をあてがうかで全然意味が変わります。
私も普段気をつけてはいるものの、変換が違う字になっていて誤字で回答することがしばしばあります。

3
埼玉県のさきたま古墳群から出土した鉄剣に、文字が刻まれていました。当然漢字です。その剣には「辛亥年」とありまして、その辛亥年は471年説が有力ですが、他に531年説もあります。白村江の戦いが663年ですから、ずっと前ですね。
そこに雄略天皇の名前が刻まれていたので、雄略天皇が実在が確認される最古の天皇となっています。当時雄略天皇は雄略天皇とは呼ばれていなかったので、当時に呼ばれていた名前の「ワカタケル大王」が剣には刻まれています。
しかし日本語には文字がありませんから、ワカタケル大王は「獲加多支鹵大王」と刻まれています。まあなんというか、当て字ですね。

そもそもヤマト政権が「朝鮮半島からやってきた人たちが日本を征服して建てた王朝」という説もあるくらいですから、日本人が漢字を学んだのか、漢字を持っている民族が日本で王朝をひらいたのか、どっちなのかは分かりません。
ヤマト政権は朝鮮半島南部の「任那」に根拠地を持っていて、そこにあった百済とは友好関係にあったから白村江の戦いに派兵することになったわけですけれども、任那は「ヤマトの出先機関」だったのか「むしろそっちがルーツ」だったのかは分かっていません。

なお、遺伝子から分かることは、現代日本に生きる私たちはどうやら古墳時代に中国大陸や朝鮮半島からやってきた人々らしいということです。
縄文人や弥生人も直接のご先祖ではありません。遺伝子がほぼ一緒なのが、古墳人。で、だいたい同じくらいの時代の中国はいわゆる「五胡十六国」と呼ばれている時期なんですね。この時代というのはいくつもの国が現れては消える「戦乱の時代」です。おそらくこの中国の戦乱を避けて逃げてきた人たちが台湾から沖縄、奄美諸島を経るか朝鮮半島を経て日本にたどり着いたのだろうと思われます。
そもそもの私らのルーツが朝鮮半島か、モンゴルか、中国東北部か、中国南部なんですよ。あとはポリネシアやオーストラリア先住民族をルーツに持つ人（縄文人はこっちみたいです）とシベリアや果てはフィンランドの先住民族と同じご先祖を持つという（どこかで行き別れて片やフィンランドに行き、こなた日本にたどり着いたのでしょう）人たちも中にはいます。まあそういう意味では、遺伝子的にはかなり雑種です。意外にそういう民族って割と珍しいらしいです。中国人なんて後からやってくると先住の人たちを皆殺しにしてたようで、日本人ほど遺伝子がダイバーシティじゃないらしいです。

回答No.5

oska2

＞Ww2中、敵性言語として英語が禁止されましたが、日中戦争でも漢字はokだったのは

中国から漢字が日本に伝わってから、漢字は日本独自に変化したのです。
ですから、「漢字＝中国語」との認識はありません。
中国の漢字そのものと、和製漢字では意味が異なる場合が多いのです。
例えば「切手」。
中国語では「私の手を切って！」という意味になりますよ。

＞ベトナム、モンゴル、韓国は漢字やめれたのに、日本は無理なのはなぜですか？

先に書いた様に、和製漢字になったからです。
韓国は漢字を止めた！と言っていますが、氏名・新聞などには漢字表記が残っていますよね。

＞漢字使い始めたのは、白村江の戦いで負けた後からですか？

中大兄皇子が鎌足に唆されて、無謀な百済国救援軍を送った戦いですね。
が、漢字はもっと前に導入しています。
卑弥呼の時代には、既に漢字で中国と交渉を行っています。
この時は、未だ和製漢字ではありませんがね。

回答No.4

gunsin

１．「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の図式は如何な物でしょう。
　　使用して便利なら遠慮なく使はさせて頂く、それが八百万の神
　　を信奉する大和民族なのです。
２．漢字の使用は止められません。
理由は他の言語よりボキャブラリー圧倒的に多彩だからです。
大和言葉の「ひ」には、日、陽、火、霊の意味が有ります。
一人称には、私、我、吾、俺、などが有ります、英語は「Ｉ」の
一つだけです。
日本で造られた和製漢字（国字）が有ります、峠、鱈などです。
明治では欧米の文化・文明が入って来て、アルファベットを
漢語表記にしました、ミュージック→音楽、デモクラシー→民主主義
など多数有ります、和漢語と呼んでいます。
「中華人民共和国」は中華以外は和漢語なのです。
話し言葉はイントネーションで違いが解りますが書き言葉は
漢字混じりでないと意味が通じませんので漢字は捨てられません。
平仮名と漢字混じりで表現したのは平安時代の宮廷に仕える
女房達でした。
３．万葉集には１０代崇神天皇（在位 前９７～前３０）の和歌が
　　万葉仮名で記載されてます、白村江の戦いは、663年ですよね。
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平仮名、片仮名、漢字音読み、漢字訓読み、ローマ字と覚えなければ
成らない、日本の小学生は世界一大変なのです。

回答No.3

chie65536（@chie65535）

ひらがな、カタカナも、もとは「漢字を崩した文字」なので、漢字を禁止するのであれば、ひらがなとカタカナも禁止して、韓国のハングル文字のように「新しい文字を創作する必要」が出て来ます。

いまさら「新しい創作文字」の使用を強制されても、それが実現するとは思えません。

回答No.2

staratras

1.先の大戦では、アメリカやイギリスはその国全体と戦いましたが、中国に関しては南京に日本と友好的な（傀儡）政権がありました。いわば「悪い中国」と戦っているだけであって、「良い中国」とは友好的であるべきだというのが当時の考え方です。漢字の使用をやめるべき理由は何もありません。

2.日本語の表記に深く関わるだけでなく、単語でも漢語が多く使われているためです。日本語と中国語は系統が異なり文法も発音もまったく違う言語ですが、使用する文字の一部が共通で（近年は違いが出ていますが）、単語も共通のものが相当数あるという特別な関係にあります。いまさら漢字の使用をやめて日本語の文章表記を読みにくくする必要があるとは多くの人は考えていません。
漢語の使用廃止はもっとハードルが高く事実上不可能です。

3.日本における漢字の使用例は、白村江の戦いよりずっと古く、例えば埼玉県の稲荷山古墳から出土した太刀には「辛亥年」と「獲加多支鹵大王」の文字が象嵌で刻まれていました。それぞれ438年と雄略天皇を示すと見られています。これ以前の時代のものと見られる漢字が刻まれた遺物（例えば志賀島から出土した金印）も見つかっています。

当時の日本の周辺では事実上文字と言えば漢字しかなく、文明や文化を学ぶには漢字の知識が欠かせなかであろうことは容易に想像できます。当時の日本の首都近辺だけでなく、各地で熱心に漢字を学んでいたことを示す史料（紙や木簡などに漢字を練習したもの）が見つかっています。

回答No.1

kaitara1

アルファベットが使われているのも遠くギリシャローマそのほかの種々の文化の結果です。むしろ漢字こそアルファベットに対抗できるものとしたほうが良いのでは。中国や台湾の躍進ぶりはどうでしょう。漢字をやめたベトナムや韓国はどうでしょう。ちなみにアルファベットは漢字のヘンやツクリに相当するものだそうです。バラバラのアルファベットは何もできません。