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質問者が選んだベストアンサー
励ましどころか完食しないといつまでも居残りで食わせられた世代ですが、なにせ私らの世代は数がとんでもなく多かったので同じような子は全国のどこかに必ずいたと思います。 ただ当時はSNSはもちろんネットも存在しなかったので、そういう子がいても世間に発信する方法がありませんでした。新聞などに投書しても、採用されなければ日の目を見ることがありません。 また当時の常識としては「食べられませんなどというのは、甘え」で片付けられていました。 30年前か、もうちょっと昔だったかもしれませんが、給食でソバが出てソバアレルギーの子が食べられないといったら担任の教師が甘えたことをいうな、食えといって無理やり食べさせて、アナフィラキシーショックでその子が死んじゃったことがありました。 それで世間は驚いたんですね、「アレルギーで死ぬんだ」って。その事件がきっかけになって「食べられない子に無理やり食べさせるのは間違いだ」という流れになったのです。それまでは「アレルギー?甘えたこといってんな。そういうのは食って克服しろ」というのが「常識」だったんですよ。ホントですよ。真夏の炎天下で校長先生の長話を聞いているうちに倒れる子は「体が弱い。根性が足りない」といわれていた時代です。 質問者さんがどこの世代に所属しているか存じませんが、パワハラもセクハラもなく、体育教師が生徒を竹刀でぶん殴るのがアリだったけど先生も油断するとお礼参りと称して卒業生からボコボコにされることもアリだった時代にすっ飛ばされたら大変ですよ・笑。 今思うとありとあらゆる理不尽が普通にあった時代でしたね。ロックバンドのコンサート会場に学校の生徒指導の教師がやってきて、自分の学校の生徒を見つけると会場に入れさせない(もちろんチケット代なんて払わない)なんてことが普通にありました。だけど若者も負けてなくて、相手がどこぞの生徒指導の教師と分かるとその教師を取り囲んで「帰れこの野郎!」といって追い返すとかもやってましたね。