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IS LMモデルについて。
IS-LMモデルについての問題です。(マクロ経済学) ・国民所得: Y=C+I+G ・家計消費: C=0.6Yd+12 ・家計可処分所得: Yd=Y-T ・所得税: T=70 ・民間投資: I=250-0.4r ・公債発行: B=50 ・貨幣需要: L=LA+LB ・資産需要: LA=5000-1.5r ・取引需要: LB=2Y+2750 ・貨幣供給: M=8400 ・資本設備 K=4400 ・技術進歩率: g=0.03 ・労働力: W=6400 ・人口増加率: n=0.02 で表される。ただし、 G は政府支出、政府の財源は所得税と公債発行のみ、財政収支は均衡している。 r は利子率、物価水準は一定、資本設備は 100%稼働、労働力は完全雇用とする。 以下の空欄に当てはまる数を求めよ。 1) 財政政策(公債)として、「公債発行の増額」により確保した財源を用いて「政府支出の 70 単位増加」を実施した場 合、均衡国民所得は[ 625 ]、均衡利子率は[ 400 ]、家計消費は[ 345 ]、民間投資は[ 90 ]、貨幣の資産需要は [ 4400 ]、貨幣の取引需要は[ 4000 ]である。 という解答だったのですが、何故こうなるかが理解できません。試験で出るかもしれないので解けるようにしておきたいため、解法を教えていただけないでしょうか。
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ISとは財市場の均衡 Y=C+I+G を満たすYとrの関係式(通常rを縦軸、Yを横軸にとって表す)。 LMとは通貨市場(あるいはその裏側である債券市場)の均衡 M=L 満たすYとrの関係式。この2つを連立してYとrを解き均衡のYとrの値を求めれば、すべてのこの経済の内生変数の均衡値が求まる。 まず、IS(曲線)から始めると、 Y=C+I+G の右辺に与えられたC(消費関数)、I(投資関数)、G(政府支出)の式あるいは値を代入する。 Y=(0.6Yd+12) + (250-0.4r) + 120 = [0.6(Y-70)+12] + (250 -0.4r) +120 ただし、Yd=Y-T=Y-120,G=B+T=50+70=120となることを用いた。よって Y=850 - r となる。 つぎに、LM(曲線)は M=L=LA+LB 8400 = (5000-1.5r) + (2Y+2750) よって Y=325 + 0.75r となる。ISとLMを連立させて解くと Y=550、r=300 となる。これが均衡所得と利子率だ。答えの均衡所得650、利子率400は間違っていますね。このとき、C=300、I=130となる。私の計算もきれいな数字が出ているので、計算違いがあるとは思えない。確かめてごらん!
お礼
ご回答ありがとうございます!! 計算していただき本当に助かりました 回答をご参考に考えさせていただきます!