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万葉集ってすらすら読めますか?
私は万葉集を毎晩読んでおります。 書き下し文と現代語訳を交互に読むからかペースが遅いような気がします。 30分~60分で1~5ページ程です。 (原文は載ってません) サクサク読むより精読した方のが良いのでしょうか? 読み終わったらノートにわからない言葉の単語を記録して辞典で調べています。
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1200年以上昔に作られた文芸作品を「すらすら読む」には、それ相当の奈良時代(とそれ以前)の古語や古代史の知識が求められるでしょう。ただそういった「技術的」なことを離れて考えても、歌集のように基本的に一首一首が独立したものを「すらすら読む」とその歌の味わいを楽しむことができないので、学校の試験や入学試験の対策以外では得策ではなかろうと思います。 自分の楽しみに読むのであれば、読む速度などまったく気にする必要はなく、好きなところを好きなペースでお読みになればよろしいのではありませんか。 万葉集に親しむきっかけとなったのは、私の場合子どものころ家にあった岩波新書の「万葉秀歌」(斎藤茂吉)を読んだことでしたが、一つ一つの歌にある固有のリズムを理解するには、何回か実際に声に出して読む必要がありました。歌は古代に遡れば遡るほど「よむもの」であって「書くもの」ではなかったことを思い出します。 また同じ歌でも若いころ読んだ際と年をとってから読んだときでは理解の深さが異なります。たとえば下の歌の良さが本当に理解できるようになったのは、結婚して40年以上経過し高齢者になった最近のことです。私にとってこうした点も万葉集の魅力のひとつです。 難波人 芦火焚く屋の 煤してあれど 己が妻こそ 常めづらしき (巻第十一 2651)
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- mekiyan
- ベストアンサー率21% (865/4001)
英語ならすらすら読めて意味も分かるのに、万葉集はさっぱりですわ。
- nihonsumire
- ベストアンサー率26% (843/3157)
あぁ~、丁寧にお読みになって居るのですね。万葉集は、当て字の感じなので難しいですよね。書き下しと現代語訳とを交互にですか。私のようなものぐさは、現代誤訳をまず読んで、興味がわいたら書き下し文ですね。ご自分の楽しいやり方で、良いのだと思います。
- kon555
- ベストアンサー率51% (1842/3559)
資格勉強などなら別でしょうが、貴方の好きなように読んで楽しむのが一番です。 「書き下し文と現代語訳を交互に読み、分からない単語を記録して時点で調べる」というのは、理解も深まる素晴らしい楽しみ方だと思います。
補足
そうですか!? なんか毎日読んでるとこれって全然遅くて先に進まなくて疲れます。
- saramanda1
- ベストアンサー率32% (284/866)
>サクサク読むより精読した方のが良いのでしょうか? 私はじっくり読む派です
補足
ちなみに他にも中国古典と特に詩経を集中的に読んでいます。 女性って漢詩に興味がない人が多いような気がします。 何故ですか? 内容が好かないのでしょうか?