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早大プレ2022 模範解答に対する疑問
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・まず細かいところの指摘です。 kで整理したとき、k^2の係数が(x^3 + x^2)となりますが、この係数の値が0に等しくなるとき(すなわち x = 0 または x = -1のとき)は、kの二次式ではないため、判別式による議論が意味をなさなくなります。 まず、この2つのxの値を元の式に代入し 「x = 0 は(任意の実数kに対して)解にならない」 「x = -1 は(任意の実数kに対して)解になっている」 ことを確認します。そののち、「以降は x^3 + x^2 ≠ 0 のときを考える」とすべきです。 ・x^3 + x^2 ≠ 0 のとき、判別式をDとすると D/4 = (x^2 + x)^2 + (x^3 + x^2)(4x^3 + 8x^2 + 3x - 1) となりますが、この式はさらに変形して D/4 = (x^2 + x) { (x^2 + x) + x (4x^3 + 8x^2 + 3x - 1) } = (x^2 + x) x { (x + 1) + (4x^3 + 8x^2 + 3x - 1) } = x^2 (x + 1) (4x^3 + 8x^2 + 4x) = x^2 (x + 1) 4x (x^2 + 2x + 1) = 4x^3 (x + 1)^3 = 4 { x (x + 1) }^3 となります。 ・この判別式Dの符号からわかるのは 「x (x + 1) > 0 のときは、与えられたfの式をゼロにする実数kが存在する」 「x (x + 1) < 0のときは、どのような実数kに対しても与えられたfの式の値はゼロにならない」 ということです。先ほど考慮した x (x + 1) = 0 の場合も含めると 「0 ≦ x < 1 の範囲に解は存在しない」 「x = 1 は、任意のkに対して解となる」 「それ以外の実数xは、kの値によって解になることがある」 ということになります。 ・よって、このアプローチによって得られる結果は 「三次方程式 f(x) = 0 の解の存在しうる範囲は 『x < 0 または x ≧ 1』である」 ということだけです。 今回の問題の目的とは異なります。
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- f272
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あなたの言うように、解が-1<x<0の範囲にあればkが実数でないことがわかりますが、そこからわかることはkが実数であるので解は-1<x<0の範囲にない、ということです。それ以上のことを言うのは困難で、議論に進展がありません。 それよりもkが実数であることを前提として、kの範囲に条件を付ければf(x)の形が決まるのでf(x)=0の解の個数がわかる、とした方が素直な議論ができます。
お礼
なるほど! ありがとうございました!!
お礼
理解できました! ありがとうございます!