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遠過去の活用(存在詞と指定詞)
お詳しい方どうぞよろしくお願いします。 ■맛있는 요리 おいしい料理 ⇒맛있었던 요리 おいしかった料理 ■주부인 야마다씨 主婦である山田さん ⇒주부이었던 야마다씨 主婦だった山田さん いずれも正しい韓国語でしょうか? 存在詞や指定詞には遠過去(期間限定の過去)はなく、普通の過去形だけなのでしょうか?
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<<下記回答は朝鮮語ネイティブの観点です。試験で使えるような「正解のある朝鮮語」とはずれがあるかもしれませんのでご了承ください>> いずれも正しい韓国語です。(주부の부にパッチムがないので주부이었던 よりは縮約して주부였던と使うのが普通です) 「存在詞や指定詞には遠過去(期間限定の過去)はなく、普通の過去形だけなのでしょうか」: ~았던は基本的に遠過去のニュアンスがある過去表現だと思いますが。 逆に遠過去のニュアンスを少なくするなら、았(었)をとって、맛있던・ 주부이던と言えばいいと思います。 でも確かに~이다/~있다は一般動詞のように「은/ㄴ」付きで過去になるパターンがないので、その分過去表現が少ないのはありますね。 動詞달리다(走る)を例えば、「달린・달리던・달렸던」などが過去形の表現ですが (주부)이다は「(주부)이던・(주부)였던」ぐらい、맛있다は「맛있던・맛있었던」ぐらいしかなく、動詞の例の「달린」に当てはまる過去形パターンはないですね。この足りなさのどこかに気づきまして「存在詞や指定詞には遠過去がないのか」と思うようになったのでしょうか。。。 補足1) 存在詞、指定詞とタイトルされていますが、結局形容詞の話になります。 있다や이다など存在詞/指定詞が連体形になる場合(=冠形詞として使われた場合)はその活用され方が形容詞と一緒なので、은/ㄴがついても過去形になりません。 例えば 動詞달리다(走る)の語幹달리+ㄴの달린は過去形ですが、(주부)이다の語幹이+ㄴの(주부)인は過去形ではないですね。 これは形容詞빠르다(早い)の語幹빠르+ㄴの빠른が過去形ではないことと全く同じ仕組みだとのことです。 補足2)맛있다は 맛+存在詞있다の合成語でもあり、活用され方は存在詞있다と一緒なので今回の質問に限っては맛있다が「存在詞」と分類するのもありかもしれませんが、一般的に맛있다は普通な形容詞です。 補足3)その独特な属性を説明するために있다 없다は存在詞、이다 아니다は指定詞と文法的に分類することがありますが、韓国語辞書的には있다は動詞や形容詞、없다は形容詞、이다は助詞、아니다は形容詞となっていますね。
お礼
毎度丁寧のご回答ありがとうございます。 接続の活用形に気を取られてしまいました。 品詞としては形容詞、 そういえばそうですね。 楽しく勉強出来ました。