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形容詞+丁寧「です」+過去「た」
気になって仕方なかったので質問します。 学校の作文なんかでずっと悩んでたんですが… 形容詞に丁寧の「です」と過去の「た」を組み合わせた場合って文法的に変になりませんか? 例えば「大きいでした」… 「大きかったです」などにすればいいのかもしれませんが、そうすると他の丁寧+過去の文体とそろわなくなってしまいます。 (例:昨日ケーキを食べました。それはおいしかったです。) 気にしだしたらキリがないので、諦めろといわれたらそれまでなのですが… そもそも、形容詞+丁寧の「です」の組み合わせは文法上おかしいとどこかで見かけた気もします。 なにか、この辺も含めて詳しいことをご存知の方がいたら、ぜひ教えていただきたいと思います。
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以前は、形容詞には「ます」を付ける慣用がありました。文語文法の形容詞のカリ活用と同じ原理で、連用形「~く」に「あり」を補い、「美しくあります」と表現するわけです。 これも実は文法的に正しくはないようですが、戦前くらいまではよく使われていました。現代でも、例えば村上春樹の「海辺のカフカ」には、老人がこうした語法を使う例が出てきます。例:「そう言っていただくとナカタもたいへん嬉しくあります」(p.79) これに過去の「た」を付けると、例えば「大きくありました」になるわけですが、現代日本語としてはやはり不自然ですね。 しかしここで、「ある」を「あります」にする代わりに「ございます」にするとどうでしょう。「大きく(大きう)ございます」、「大きく(大きう)ございました」、やや古風ですが、いずれもかなり不自然さが軽減されます。実際、「有り難うございます」は文法的にまったく同じ構造ですが、完全に正しい文として使われています。 というわけで、「有り難うございました」が正しいなら「大きくございました」も正しいことになるでござろう。
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- garamond
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前に同様の質問に答えておりますのでご参照下さい。
お礼
ありがとうございます。 僕の検索がいたらず、ご迷惑をおかけいたしました。 正しくはないが使うしかないという状況もあるのかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。 そうですか…やはりやや古風か不自然な言い回しになってしまうのですね…。 正しい日本語(?)というものは難しいですね。