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鳥獣戯画について教えてください
鳥獣戯画って、いわゆる宗教画のひとつなんでしょうか? 私的には童話のようなうさぎさんや亀さん~のようなメルヘンチックな話というより動物を通しての人間への風刺だと思えてなりません。またはひとつの教訓かなにか?だと思えます。だけど本当の作られた意味は特にわかってません。ご教示いただけたらと思います
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「世界初のマンガ」といわれていますね。私もそうだと思います。あれは世界初のマンガなのだと思います。 誰か個人によって描かれていないことだけは確かだそうです。タッチが違うので複数の人が描いたようです。また、前半と後半ではかなり雰囲気も違うので、時代も違うだろうといわれています。一般的に我々がイメージするのは、前半のほうです。 いったい誰が描いたのかは全く不明ですが、時代と絵のタッチから考えて、仏画を描いていた人たちだったのではないかという説が有力だそうです。 普段真面目な仏画を描いているので、余興の暇つぶしくらいのつもりでやってみたものが、あまりに面白かったので後世に残ったのではないかといわれていますね。 現代でもプロのクラシックピアニストが、ショパンに巨人の星のメロディーを入れて遊ぶ動画が大人気になったりしていますが、そういうものだったんじゃないかなと思います。
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- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
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「日本最古の漫画」とも言われています。 動物の擬人化の風刺画です。 宗教画ではありません。 「戯画」というジャンルで、落書き、漫画、風刺画などのことです。 甲・乙・丙・丁の4巻に分かれており、甲巻は風刺画、乙巻は動物図鑑、丙・丁巻も風刺画だそうです。 作者は鳥羽僧正と伝えられていますが、明らな証拠が無い上に複数の画風、筆致が認められ、制作期間も幅があるために、複数の人物によって描かれたものと考えられています。 現代だと「#描いてみた #鳥獣戯画チャレンジ」ですね。 多分、「面白そうだから描いてみた」でしょう。
お礼
ありがとうございます。
- naclav
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異なる時代の複数の作者が描いた絵がひとくくりにまとめられて、ひとつの作品であるかのように「鳥獣戯画」と呼び名がついているのですが、何かを伝える事を意図して描かれたとしても、すべての作者がひとつの意図を共有していたとは考えにくいです。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。気になったのが「追善回向」などの宗教用語が飛び交ってたので宗教画だと勘違いしてただけです。 戯画、カルカチュアみたいなもんでしょうか。ノートのはしっこに書いてみたみたいな。