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Byの使い方について。
“No man was ever wise by chance” というセネカの言葉ですが、これは 「何者も、チャンスだけで賢くはなれない(賢くなったものはいない)と訳すべきで、 これを 「何者もチャンス無くして賢明にはなれない」と訳すのは誤りでしょうか? 双方ともわたしの訳ですが、あるところに前者の訳で書きましたが冷静に読むとどうしても後者は誤りに思えます。 どちらの日本語訳が正しいでしょうか?
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以下のとおりお答えします。 >“No man was ever wise by chance” >「何者も、チャンスだけで賢くはなれない(賢くなったものはいない)」 >「何者もチャンス無くして賢明にはなれない」 ⇒どちらも、by chanceを文字どおりに訳されていますが、私はこれを「偶然、たまたま」といった意味の慣用句として解釈したいです。 「何人(なんぴと)も、偶然に賢くなった者はいない」 あるいは、 「賢者は偶然によって成らず」 という感じです。 賢者となった人は、例えば、相応の努力をしたからこその成果であって、たまたまそうなったわけではない。つまり、「賢者になるのは、偶然でなく、それなりの必然性があるのだ」、と言っているのではないかと思います。 ところで、セネカたくさんの金言を残していますね。そのうち、私の好きなのは、と言いますか、「そうだなあ」と感じたのは、「人間は、教えているあいだに学ぶものである」という、(一見何でもないような)名言です。
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- Nebusoku3
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No man was ever wise by chance 「何者も、チャンスだけで賢くはなれない(賢くなったものはいない)」 あるいは「与えられたチャンスだけで賢くなったものはいない。」 ※努力しないで待っているだけの人はダメですよ、、。 みたいな意味と思いますが、「何者もチャンス無くして賢明にはなれない」は訳としては間違い(真逆の意味)のようですが、真理の一つなので、前後の文脈であえてそのように(わざと逆の雰囲気で)訳する場合も可能ですので必ずしも間違いと言い切る必要は無いと思います。 但し、試験であればペケと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 正に仰る通り、投稿した内容に照らすと、「何者もチャンス無くして賢くはなれない」という訳の方が私としてはピッタリなのです。 「試験では・・・」というのはその通りだと思いますが、英語として後者の訳では明らかに「初歩的なミス」ということになるでしょうか? 或いは文脈や置かれている場所によってはこの英文に「何者もチャンス無くして賢明にはなれない」という訳を用いても英語に通じている人に笑われるということはないでしょうか? お暇があれば再度のアドバイスを頂ければ幸いです。
補足
「試験では✖」ということを踏まえた上で、 >前後の文脈であえてそのように(わざと逆の雰囲気で)訳する場合も可能ですので必ずしも間違いと言い切る必要は無いと思います。 この「雰囲気」という言葉がピッタリで、「英語として明らかな間違い」でないのなら、最初に書いた「何者もチャンス無くして賢くはなれない」を残せれば・・・と思います。
お礼
再度のご回答をありがとうございます。 >「人間は、教えているあいだに学ぶものである」という、(一見何でもないような)名言です。 いえ。わたしも正に「そうだなあ」と感じます。といっても、わたしの場合いかなる形に於いても「教える」という立場に身を置くことはありませんが、そのような言葉を好んでおられる方のご回答には、つい「もっと」「教えてもらいたく」なります。 わたしが最初に自分のブログに英文と併記した「何者もチャンス無くして・・・」という訳を ここに書かれている >「賢者は偶然によって成らず」という意味に用いるのは牽強付会に過ぎるでしょうか? わたしは日本語の言葉遣いにもこだわりが強く、「賢者は偶然によって成らず」というのは上手いと思いつつ、それをそのままいただくというのは、わたしのなんというか、プライドが邪魔をします。 クドクドと恐縮ですが、「賢者は偶然によって成らず」と「何人も、チャンスなくして賢者にはなれなかった」と読ませるのは無理があるとお考えでしょうか? お返事はもし気が向かれたらで構いません。 重ねてお礼を申し上げます。
補足
訂正 >「賢者は偶然によって成らず」と 「何人も、チャンスなくして賢者にはなれなかった」と読ませるのは無理があるとお考えでしょうか? ではなく 「賢者は偶然によって成らず」を 「何人も、チャンスなくして賢者にはなれなかった」と読ませるのは無理があるとお考えでしょうか? でした。