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英文解釈

こんにちは早速ですが、英文解釈の質問をします。 ・Little did the humble parents think at the time of that sorrowful parting, that their modest child was destined to become the most famous man of his age. thinkの目的語とカンマ(同格?)の役割を教えてください。 ・We leave undone those things which we ought to have done. 強調構文でSVCOの順になることはあるのでしょうか? ・It is not the reading of many books that is necessary to make a man wise or good, but the well-reading of a few, could he be sure to have the best. could以下の構文・訳がわからないです。詳しくお願いします。

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  • Parismadam
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回答No.2

こんにちは。4/3のご質問以来ですね。 ご質問1: <thinkの目的語とカンマ(同格?)の役割を教えてください。> 1.動詞thinkの目的語はof that sorrowful partingになります。 2.think ofは「~を思う」という成句で、目的となる対象語はofの後にきます。ここではthat sorrowful partingがその目的語となっているのです。 3.at the time「その時」は、時を表す副詞句で( )して挿入的に見ると、thinkとof以下の目的語関係がはっきり見えてくるでしょう。 4.「,コンマ」はここでは文の切れ目、として使われています。その後の結果的用法の接続詞thatへの、理由を表す前文として、区切りを打っているのです。 5.この文は、副詞littleを強調のため文頭に置いた「倒置構文」です。副詞を倒置しているため、動詞thoughtがdid+thinkに分断され、助動詞のdidが主語の前に置かれているのです。 6.強調されているlittleは一種のso littleと考えれば、この文の構造がつかめると思います。つまり、この文は the humble parents thought of that sorrowful parting at that time so little that their modest child was destined to become the most famous man of his age. 「the humble parentsは、当時that sorrowful partingのことをあまり考えなかったので、~」 と構文に続いていく、結果を表すso~that構文の変形なのです。Soを省略し副詞littleを強調的に文頭に置くことで、soのニュアンスを暗示しているのです。 ご質問2: <強調構文でSVCOの順になることはあるのでしょうか?> この文は強調構文ではありません。 1.この文は、主文の目的語を関係代名詞が形容詞的に修飾している文です。 2.この文の主文はSVOCの第5文型になり、本来は以下の語順になります。 例: We leave those things undone (直訳)「これらの事柄を、しない状態で、放っておく」 →(意訳)「これらの事は手をつけないままにしておく」 3.本来このような、SVOCの語順になっているのですが、目的語those thingsにwhich以下の関係詞節がかかっているため、の修飾関係を明確にするため、便宜上目的語those thingsが、補語undoneの後に置かれているだけなのです。 4.このように、SVOCの目的語が普通名詞の場合は、このような語順の入れ替えはよくあります。 例: He made happy the girl who was poor. 「彼は、貧乏だったその少女を、幸せにした」 本来は、He made the girl happyとSVOCの語順になりますが、関係詞whoが目的語the girl にかかっていることを明示するため、便宜上順番を置き換えたのです。 ご質問3: <could以下の構文・訳がわからないです。> 誤写でなければ、この部分はIfの省略された仮定法、と考えられます。 1.仮定法では、Ifが省略されると、助動詞と主語が倒置をします。 例: If I should come, →Should I come, 「万一私が来るとすれば」 If you had done it, →Had you done it, 「それをしていたなら」 2.ご質問文はcouldの後にheという主格がきていることから、 could he be sure to have the best =If he could be sure to have the best 「もし彼が、確かに~できるのであれば」 の倒置だと思われます。 3.この部分は、条件節として、主文全体を修飾しています。 4.主文は、It~thatの強調構文になっています。それに、not~but・・・「~ではなく・・・である」というイディオムが挿入されています。 5.訳の流れは、 「necessary to make a man wise or goodなのは」 「the reading of many booksではなく」 「the well-reading of a fewである」 というのが主文です。 6.これにcould以下の条件節を修飾させればいいのです。この条件文は仮定というよりも、やや目的のニュアンスを含んでいると思われます。その意味を踏まえれば 「彼が確かに~できるのであれば」→「確かに~できるというのなら」→「~できると確信するためには」 のように訳すと文意にスムーズにつながります。 7.この時、主文の強調構文の訳し方に工夫する必要があります。強調構文の訳「~なのは・・・だ」の訳し方ですると、目的が2つ並ぶことになります。 「~するためには、~するのに必要なのは・・・」 この訳ではきれいな訳になりませんから、ここでは「~こそ・・・だ」という前から訳す手法をとります。 8.なお、このheとはすぐ前のa manを指していますから、ここでは「人」と訳します。 9.以上を踏まえて訳の流れは 「人が~できると確信するためには」 「the reading of many booksではなく」 「the well-reading of a fewこそ」 「to make a man wise or goodに必要である」 となります。 なお、訳例のない翻訳はこのサイトで禁止されており削除されますので、上記の訳の手順を参考にされて下さい。 以上ご参考までに。

noname#91853
質問者

お礼

お久しぶりです。またお世話になりました。ありがとうございます。 ご丁寧な回答本当にありがとうございます。 とてもわかりやすく、納得のいく限りです。 また質問させていただくこともあるかと思いますが、その時はまたご指導お願いいたします。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • Parismadam
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回答No.3

No.2です。訂正があります。 ご質問1ですが、今英文を再読して、以下のような解釈だと思いますので、質問1の回答を以下に置き換えて下さい。 (正) ご質問1: <thinkの目的語とカンマ(同格?)の役割を教えてください。> 1.thinkの目的語はthat以下になります。 2.目的語がthat~文末まで長いため、副詞句at the time of that sorrowful partingがthinkの後に目的語より先に置かれているのです。 3.コンマは長い副詞句と、長い目的語の区切りを示すため、便宜上置かれているものです。 No.2の質問1は無視して下さい。 2度手間になり失礼しました。

  • taked4700
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回答No.1

1.Little did the humble parents think at the time of that sorrowful parting, that their modest child was destined to become the most famous man of his age. thinkの目的語は、that以下で、その悲しい別れの時、両親は、息子が、最も有名な人間になることなどほんのちょっとも考えなかった と言うような意味でしょう。カンマがあるのは、単に意味の区切りのためだと思います。 2.We leave undone those things which we ought to have done. 単に、目的語に修飾がついて長いので、CとOを入れ替えているだけだと思います。強調構文とは関係がないはずです。 3.It is not the reading of many books that is necessary to make a man wise or good, but the well-reading of a few, could he be sure to have the best. itは、that以下の意味で、前半は「人間を賢くしたり善良にしたりするのは、多くの本を読むことではない」の意味ですね。後半の頭のbutは、not A but B と言う構文で、A(多くの本を読むこと)ではなくて、少数の本をよく読むことであると言っています。could he...は、倒置による仮定法で、その少数の本がベストの本であると読者が確認しているならばということです。「多くの本を読むことが、必ず、人を賢くしたり善良にしたりするわけではなく、少数の本をよく読みこむことこそが必要なのだ。もっとも、本当に良い本であると確認されていなければいけないが。」のような意味のはずです。

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