- ベストアンサー
佐竹氏転封
佐竹氏秋田転封で常陸国に残ることを希望し残った上級家臣はいたんでしょうか? 最初、佐竹氏は一門、重臣、93騎馬家ぐらいしか連れて行きませんでしたが
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
とても気になるご質問なのでちょっと調べてみました。 「常陸国に残ることを希望し残った上級家臣はいたのか」というご質問ですね。 つまり、自分からお殿様に、「残りたい」と申し出る訳ですから、上級家臣の者であればなかなかそんなこと言えないでしょうね。 残ってくれと言われても「どんな艱難辛苦が待ち受けていようとも殿のお供を致します」と言うべき立場でしょうから。 そこで、「残りたい」とする、どんな理由があるのか考えました。 前置きが長くなりそうなのでカットします。 結論として、小野崎氏支流根本氏が該当すると思います。。 小野崎氏は、戦国期佐竹氏を支えた「国衆」の一人で、[家格では御一家に準ずる]存在だそうです。 その兵力の中心となったのが、庶家の根本家、茅根家です。 佐竹氏秋田転封時、根本家の一部は地元に残っています。 根本家がどのクラスの上級家臣だったのか、私には分かりませんが、佐竹氏の記録に残っていますから、記録に残すべき存在であったとは言えます。 参考:平成30年度根本正顕彰会第2回公開講座 「小野崎氏と根本氏」 海老根 敬氏 http://nemotosyo.secret.jp/H30koukai2.pdf#search='%E5%AE%B6%E8%87%A3%E9%81%94%E3%81%AF%E5%BD%93%E6%99%82%E5%8D%97%E9%83%B7%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E4%BD%90%E7%AB%B9%E6%B0%8F%E3%81%AE%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E5%8D%97' 長文ですが、3.小野崎氏、15.佐竹氏、18.藤原姓小野崎氏支流根本氏 をご覧ください。 参考:小野崎氏 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%B4%8E%E6%B0%8F 一部抜粋します。 小野崎氏は佐竹氏の重臣として、数々の戦乱において軍役を負い功労を立ててきた。その兵力を支えたのが庶家である。茅根氏、根本氏などはその好例であり、茅根氏からは幕末の志士・茅根伊予之介、根本氏からは根本新平を出した。 追記。なぜ根本氏が地元残留の道を選んだのか、私の想像です。 根本氏は、藤原 秀郷以来の名門ですから確固たる地盤があって、新領主(徳川家)が入ってきても分家として存続していく自信があったのでしょう。さらに、まだまだ戦国の世と予想して、いつの日かチャンス到来すれば佐竹氏再興の礎になると決心したのかも知れません。
その他の回答 (1)
- gunsin
- ベストアンサー率32% (416/1291)
そんなの居る訳ががない。 殿様あっての家臣です、殿様を守る為に命をかけます、 上級も下級も関係無いのです。