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等差数列の特徴と数列の漸化式
- 等差数列{an}において、一部の項の和や漸化式が与えられた場合の数列の性質について解説します。
- 数列{bn}の漸化式bn+1=2bn-1を用いて、数列の項を表す方法について詳しく説明します。
- 2つの数列{an}と{bn}に含まれる数を小さい順に並べて新たな数列を作り、その項の和∑Cnを求める問題について解説します。
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(1) 数列{bn}の漸化式b[n+1] = 2b[n] - 1(この解釈でいいんですよね?)は b[n+1] - 1 = 2(b[n] - 1)と変形できる。 数列{b[n] - 1}は初項b[1] - 1 = 2, 公比2の等比数列であるから、 一般項b[n] - 1= 2^n よってb[n] = 2^n + 1 (2) 数列{a[n]}の一般項を求める。初項 = a, 公差 = dとする。 条件より、a[1] + a[2] + a[3] = a + (a + d) + (a + 2d) = 3a + 3d = 30, a + d = 10 また、a[5] = a + 4d = 22 よってd = 4, a = 6であるから、数列{a[n]}の一般項a[n] = 6 + 4(n - 1) = 4n + 2 {a[n]} = 6, 10, 14, 18, 22, 26, ... {b[n]} = 3, 5, 9, 17, 33, 65, ... となり、数列{a[n]}の項はすべて偶数、数列{b[n]}の項はすべて奇数であるから、 数列{a[n]}, {b[n]}の両方に表われる数はない。 数列{c[n]}(n = 1~50)に、数列{a[n]}, {b[n]}からいくつずつ入るかを考える。 a[4] > b[4], a[5] < b[5]であるから、数列{a[n]}から{c[n]}に入るのはa[1]~a[4]、 {b[n]}から{c[n]}に入るのはb[1]~b[46] よって求める和は Σ[k=1~4](4k + 2) + Σ[k=1~46](2^k + 1) = 4・(4・5)/2 + 8 + 2(2^46 - 1) + 46 = 48 + 2^47 - 2 + 46 = 2^47 + 92
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- asuncion
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{a[n]}から何個、{b[n]}から何個持ってくるかは、こんな考え方があるかも。 仮に50個すべてを{a[n]}から持ってきたとする。このとき、c[50] = 202であるが、 {b[n]}の中にはb[n] < 202を満たす項があるので、{b[n]}からも何個か持ってくる必要がある。 ここで、b[7] = 129 < 202 < 257 = b[8]だから、{b[n]}からは7個持ってくる必要がある。 よって{a[n]}からは43個持ってくる必要がある。
- asuncion
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#1さんの回答を修正します。 つまり,{c(n)}(n=1,2,3,……,50)は,{b(n)}の初項から第7項の127まで含み,他は{a(n)}の項からなる。 {b(n)}の項が7項入っているので,{a(n)}の項は初項から第43項までが含まれます。 したがって{c(n)}の初項から第50項までの和は {a(n)}の初項から第43項までの和と,{b(n)}の初項から第7項までの和の合計となります。 {a(n)}の和は公式を使うでしょう。 Σ[k=1~43](4k + 2) = 4・43・44/2 + 2・43 = 3870 {b(n)}の和は3+5+9+17+33+65+129=261でもよいですね。 よって求める和は3870 + 261 = 4131
- asuncion
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(2)は大間違いでした。すみません。
お礼
そうなんですね!ありがとうございます!
- kiha181-tubasa
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面白い問題ですね。定理を使って一発で答えが出るのではなく,いろいろ知恵を働かせる問題だと思います。 数列{a(n)}の一般項は,a(n)=4n+2であることはすぐに求まります。 (初項と公差を未知数とする連立方程式を解く作業ですね) 数列{b(n)}がちょっと気になります。カッコ内の条件(n=1,2,3,……)はこれで間違いないですか。(n=2,3,……)だと普通なのですが。 b(1)=3,b(n)+1=2b(n-1),(n=2,3,……) これが正しいとして解きましょう。 2項間の漸化式の問題ですから,b(n)=2^n+1であることはすぐに求まりますね。 さあ,ここで厄介な{c(n)}です。 2つの数列{a(n)}または{b(n)}に含まれる数とありますが,「または」ですから「少なくとも一方に含まれる項」からなる数列です。そして,{a(n)}と{b(n)}には共通項はありません。{a(n)}の項はすべて偶数,{b(n)}の項はすべて奇数ですから。 項を書き並べてみると {a(n)}:6,10,14,18,22,26,30,…… {b(n)}:3,5,9,17,33,65,129,257,…… これらの項を小さい順に並べて作った数列が{c(n)}です。 ({a(n)}と{b(n)}には共通項はがないので作業はその分少し楽になります) a(n)<257とおくと 4n+2<257,4n<255,これを満たす最大の整数はn=63 これが意味するのは,{c(n)}(n=1,2,3,……,50)に,b(8)=257は含まれない。({c(n)}は257までたどり着けない) a(n)<129とおくと 4n+2<129,4n<127,これを満たす最大の整数はn=31 つまり,{c(n)}(n=1,2,3,……,50)は,{b(n)}の初項から第7項の127まで含み,他は{a(n)}の項からなる。 {b(n)}の項が7項入っているので,{a(n)}の項は初項から第53項までが含まれます。 したがって{c(n)}の初項から第50項までの和は {a(n)}の初項から第53項までの和と,{b(n)}の初項から第7項までの和の合計となります。 {a(n)}の和は公式を使うでしょう。 53*(2*6+52*4)/2=5830 {b(n)}の和は3+5+9+17+33+65+129=261でもよいですね。 この合計 5830+261=6091 求めるものです。
お礼
ありがとうございます! とても助かりました!