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【少子化対策】~日本人の養殖~

人工子宮の研究が進んでいるようです Newsweek 「プラスチック製「人工子宮」でヒツジの赤ちゃんが正常に発育」 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7517.php いずれ人間の胎児にも応用される日が来ると思いますが これを日本の少子化対策に使えないでしょうか。 倫理的な問題はひとまず置いておくとして IQが高く健康な男女数千名から卵子と精子を買い集め、 ランダムに受精させた受精卵を人工子宮で育てて幼児を年間100万人(出生率が1.4→3.8になる!)くらい生産し 養護施設のような全寮制施設で育て、教育費を一人当たり2000万くらい使って高度な教育をして社会に送り出す というようなことを50年続けた場合、日本人の半数以上は養殖人間になっているのですが このときの日本社会はどのように変わっていると思いますか? IQの高い養殖人間が社会の中枢を牛耳っていて 天然人間が虐げられるディストピアの世界なのでしょうか あるいは養殖人間が社会の中枢を牛耳ってはいるが 彼らは高度な道徳情操教育を受けて育っているので みんなが幸せなユートピアが実現されているのでしょうか ユートピアが実現できるなら倫理的問題があっても許されるのではと思ったり。 キリスト教由来の欧米の倫理観に日本人が縛られる必要はないのではと思ったり。

みんなの回答

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1512/3682)
回答No.4

思考実験としては興味深い点もありますが、現実的ではないですね。 「IQが高く健康な男女数千名から卵子と精子を買い集め、ランダムに受精させた」という出発点で??です。人間の能力はIQだけではないので、人間に備わったさまざまな能力が生かせなくなります。さらに「全寮制施設で育て、教育費を一人当たり2000万くらい使って高度な教育をして社会に送り出す」というのでは、これまで(どこの国でも)学校教育以外の家庭や地域社会などで子どもが成長する過程で学び取った多くのことがら(それが文化そのものでしょう)が抜け落ちてしまいます。 そもそも「人類が滅亡」するわけでもないのに、日本で少子化が問題視されるのは、人口があまりに減少し過ぎれば、そこに住む人々の生活が不便になり、日本というユニークな文化を持つ国が衰退してしまうからです。「養殖人間」を作り出すことは、こうした意味で少子化問題の解決にはつながらないどころか社会の分断を深めるだけでしょう。 そうした「優秀な」人々が、従来の普通の人々より低い地位に甘んじるとは思えませんし、といって普通の人々が自分たちとはまったく生まれ方も育ち方も異なる人々をリーダーとしてありがたがるとは考えられないからです。 歴史を見れば、主食だったジャガイモの品種が少数しかなかったアイルランドではジャガイモの疫病で大飢饉が発生し多数が餓死したのに対し、さまざまな品種のイモが栽培されていた古来の農法を行っていた「未開の地」ではそのようなことは起きにくかったという事例があります。言い換えれば、いくら「優秀」でも「多様性」に欠ければ、その社会は本質的な弱点を抱えるということです。これは日本の将来を考えるうえでも重要なことです。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11203/34801)
回答No.3

スポーツ選手も二代目はあまり聞きませんから、優秀な人の子供だからといって優秀であるとは限らないですね。親の名声に泥を塗るバカ息子、バカ娘の枚挙に暇はないですからね。 またかけ合わせをある程度限定してしまいますと、血が濃くなってしまう問題があります。インドのアンダマン諸島にかつてジャンギル族という民族がいました。島の中の限定された状況で代を重ねていた彼らは、19世紀に他の民族と接点を持ちました。それから数十年後、ジャンギル族は姿を消しました。極めて限られた環境で代を重ねていた彼らは外部と接触したときに持ち込まれた病原菌か何かに対抗できずに絶滅したのではないかといわれています。 アホやバカにしか思えない人でもそこまで遺伝子が繋がっているということは、優れた何かを持っていたから生き残れたということです。ガンにかかりにくいのかもしれないし、何かの病気に強いのかもしれません。 人間の遺伝子情報は、分からないことだらけです。1%も分かってはいないでしょう。限られた人たちだけの遺伝子が引き継がれるということは、本来必要であった何かの遺伝子が引き継がれなくなってしまう危険を抱えていることになります。 まあだいたい、家畜や農作物を始めとして養殖(人間に育てられる)モンは病気に弱いのがお約束であります。人間が世話をすることで、彼らは生きていけるわけです。人間もそのようなことをしたら、ものすごい脆弱性を持つことになります。 また遺伝子の幅も狭いので、進化の幅も狭いということもいえます。系統樹ってあるじゃないですか。この生物からこの生物に分化しましたってツリー状になっているやつです。 あの系統樹には、必ず「進化の行き止まり」になっている種が存在します。いつかどこかで絶滅することが定められたゴールにたどり着けない迷路の進路です。養殖人間も、そのような進化の行き止まりの中に入ることになるでしょうね。

  • copemaru
  • ベストアンサー率29% (895/2998)
回答No.2

生物としてのヒトを増やすだけなら、それも良いでしょう。 人はヒトとして生まれ、親や先生の愛情と教育、友達との軋轢や友情を経験して人間になっていくのです。 よって、一朝一夕では解決できない社会の問題なのです。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.1

倫理問題を抜いて議論しても、そうそう都合の良い結果は生まれません。 なぜなら、隔世遺伝があるから。 まあ、祖父母、曽祖父母まで遡って、優秀な精子と卵子を掛け合わせたとしよう。 多分、すごく数が減って、それを増殖したら兄弟だらけの世の中になるよ。 まあ、きちんと計算したわけじゃないから、推測だけどね 世の中、同じ親から生まれても、一人はメジャーリーガー、残りはヤンキーみたいなこともあるのだから、そうそう都合よく繁殖出来るとは思えません。 遺伝子が同じ双子について調べたら、いろいろ気付けるかと思います。

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