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竹林の七賢人。
竹林の七賢人。 これはあくまでも伝説らしいですね。 伝説として、やはり場所としては竹林であることが似つかわしいでしょうか? ある解説によると、竹は音をその空洞の中に中和して入れ、結果として静寂をもたらすとの事。 竹にもいろいろ種類があります。 でも竹の葉が風にそよいで触れ合う音も結構、大きい音ですがねぇ。 まぁ静寂って、音のない状況ではありませんが。 (閑かさや岩にしみいる蝉の声)
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竹という植物は考えて見れば、他と違った不思議なところがあります。まず成長が早く、地面にタケノコとして出現するころは1日で1メートル近くも伸びます。また一般の樹木のように曲がらず真っすぐで節があります。ほとんど花をつけませんが、何十年間かに一度花を咲かせると一斉に枯れてしまいます。ただし、地下茎が生きていれば、またやがてタケノコが出てきて竹林が再生します こうした竹の独特の性質から、昔の人は竹に霊力があると考えていたようです。その象徴的な例は、竹の中から「かぐや姫」が見つかる「竹取物語」です。 また竹は縦に真っすぐに割れることから「竹を割ったような性格」といえば、曲がったことができない誠実で真っすぐな気質を指しますし、昔から東洋では絵画などの題材としても好まれ、「竹に虎」「竹に雀」といえば「良い取り合わせのたとえ」でもあります。「竹林の七賢」を描いた絵も昔から多数あり、江戸時代には、オリジナルの七賢だけでなく、これを七人の美女などに見立てた趣向の浮世絵も好んで描かれました。こうした浮世絵の中にももちろん竹が何らかの形で登場しています こうしたことを考え併せますと、やはり「竹林の」七賢がふさわしいのではないかと思います。
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