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遺伝子組み換え食品のほうが安全だと思うのですが
遺伝子組み換えの食品のほうが安全だと思うのですが詳しい方教えて下さい 自然交配によって作られた植物のほうが突然変異によって、未知の毒素を持っている可能性がありませんか? 対して遺伝子組み換えの植物は均質の遺伝子で予めどういったDNAを持っているかがわかっており安全な気がします 遺伝子組み換え大豆など食べてもDNAなんか胃酸で溶けるしなぜみんな遺伝子組み換えを避けるのかがわかりません 遺伝子組み換えと聞くと嫌悪感を出す方たちは、なんか嫌だとかなんか危険だと、全然理論的な否定をしていない気がします 詳しい方遺伝子組み換え食品のほうが安全かそうでないか理論的に教えて下さい
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それなりに勉強されている方だと思いますので、そういうつもりで書くと。 まず、人が食べて安全かどうかは、結局のところ食べてみないとわかりません。 数多くの人が時間をかけて食べてみて大丈夫かどうかを決定します。 大豆に関しては、これまで非常に長い間時間をかけて多くの人が食べ、長年にわたり食して問題ないと判断されている訳ですよね。一方組み換え作物は長期間にわたる人体実験をする訳にはいかないので、まだ危険性も何も得体が知れないから、危ない。といっている訳です。 突然変異が起きる可能性はありますが、それが優勢となって我々が生きている間に世界に広がる可能性は著しく低い。一方遺伝子改変作物は強く広がるように設計されているものが多いので、だから拡散防止について非常に議論されます。 ご存知がわかりませんが、遺伝子改変作物の危ないのはDNAではありません。 DNAが書き換えられて、そこから得体しれないたんぱく質ができてしまう場合。 またはたんぱく質ができなくとも、RNAと呼ばれる中間体のような物質が植物内で色々な悪さをしてしまう場合など色々なケースが考えられ、それらすべての危険性を排除できないというのが「危ない」という根拠です。 天然の作物はDNAのすべての配列は全部わかっていても、それがどう使われているのか人間にはまだまだわからないことだらけなのです。人のゲノムも基本的にすべて読まれて20年経ちますが、全くといっていいほど、まだ人の体のことはわかっていません。植物だって同じこと。人間は農薬に強くしただけ。そうはいっても、得体の知れない、まだ全部の役割をわかっていないところに、ちょっとだけ修正した。それでは今後何が起きるかわからないよ。というとです。もちろん日々研究は進んでいます。でもそれでも危険性は排除できない。機械で例えると、あなたがとても複雑な複合型のコピー機の一部を改変しました。その機能を触ると消費電力が下がり、音も静かになり、コピーも早くなることから修正することにしました。そしたら一週間後に火を吹いて爆発しました。どうもそれは無駄に回っていて電力を消費しているように見えたけど、実はファンの代わりもしていました。あなたが複合機すべてを設計した人なら、こんなミスはしないでしょう。でも今我々は大豆の設計した人でもなければ、大豆の全てを理解している訳でもないのです。見えている一部をよくした事で、いったい何が起きているのかわからないという事です。 つまり、これまで人類が食べてきたという歴史以上に安心させるだけの根拠が組換え作物にはないってことです。作った研究者はそのほかはいじってないから安全だ主張しますが、そのせいでアレルギー物質が作られてしまっている可能性は否定できない。またその物質は3世代4世代後でないと出てこない病気の原因になってしまっていたら、今組み換え作物を認めてしまうのは50年後に人類滅亡させてしまうかもしれない。女性が全員不妊になってしまうかもしれない。 といった可能性を排除できないってことです。 もちろん進歩を恐れるばかりでは何も発展しませんので、それは程度問題の部分はありますが。
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- tzd78886
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今まで安全とされてきた食品は経験でそう認められてきたわけです。それでも、食用とされてきた茸が毒キノコにされることもあります。食用とされ、時には栽培されてきたコンフリーが発がん性があることが発見されたりもしています。遺伝子組み換え食品というのはそういう可能性が無いとは言えないということで、不明確な存在なのです。
- notnot
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> 対して遺伝子組み換えの植物は均質の遺伝子で予めどういったDNAを持っているかがわかっており安全な気がします ここが間違っています。 工業製品のように、設計図通りに作ったものなら中身を全部把握できているわけですが、遺伝子組み換えはそうではないので、全部把握できていません。 影響も、できたものを実験的に試すしかできません。 なので、遺伝子組み換え作物のほうが、危険とか、安全とかは一概に言えません。 してない作物は、それなりの年月、食されているので実験的には安全性が高いといえます。個別にみれば、「この遺伝子組み換え作物は、自然のものより安全」という作物はあるでしょうね。 似たものに「ゲノム編集」があり、これは今の日本では「品種改良のスピードアップと同じなので規制しない」という方向になっています。 これを規制すると、同じ理屈でいままで行われていた人工交配による品種改良も規制しないとならず、現実的ではないからです。 ゲノム編集でできた作物も、従来通りの人工交配でできた作物も、元の作物と比べてより安全とか危険とか、一概に言えないのは同じです。
- tzd78886
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他の方も書いていますが、「分からない」としか言えないのが現状です。病害虫に強い遺伝子操作をした農作物は結果として農薬を減らすことができますから、健康にいいという考え方もできます。でも、そもそもこういうものを売り込む方は食べるほうのことなんて本気で考えていません。いかに売るかということばかり考えているのですから、最終判断は消費者自身ができるようにすべきです。
健康に悪影響を与える可能性が高い。 自然交配の70倍と言われています(データーは公開されていません) 実際のところ具体的な発表は全くされていません。 遺伝子組み換え企業やそ政府機関は遺伝子組み換えは健康に害を与えず、 安全だとしています。 しかし、その安全には根底的に疑問があるのです。 その安全という根拠は遺伝子組み換え企業自身が行ったわずか90日だけの 実験であり、そのデータの詳細は一般には公開されていません。 健康への影響については完全に中立な長期にわたる実験が必要とされています。 米国で急増する慢性疾患 現実に遺伝子組み換え食品の先進国、米国では遺伝子組み換え食品 の出現と共にガン、白血病、アレルギー、自閉症などの慢性疾患が急増して います。 この事実だけから遺伝子組み換えの有害性を断言できるわけではないですが、 危険の可能性は高いと言われています。 水俣病のケースでもチッソが垂れ流す水銀が水俣病の原因であることは指摘 されていたにも関わらず、必然性が証明されない、として対策が見過ごされ 多くの人びとが苦しみ、環境が汚染される結果を招きました。 遺伝子組み換えと健康被害の結果が完全に立証される頃にはもう取り戻せない 状況になっている可能性があります。 不可解な物にわざわざ口にする必要はない、現状では避ける必要が あるのではないでしょうか。
お礼
≫現実に遺伝子組み換え食品の先進国、米国では遺伝子組み換え食品 の出現と共にガン、白血病、アレルギー、自閉症などの慢性疾患が急増して います。 確かに遺伝子組み換えコーンから取れるシロップや食品がほとんどの加工食品や家畜の餌に使われまくってるし、統計的に異常な数の患者が出てきているのは間違いない でもそれを自然交配で取れたコーンで同じ量まかなったとしても同じだけの患者が出た気がする 多少変わるかな? なんか遺伝子組み換え作物作ってるところは死ぬほど金と権力がありそうなので、危険性を証明しようとしても簡単にもみ消されたり圧をかけてきて生活を妨害されそうです まぁ私は気にせず食べますけど(^ν^)
- kaitara1
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なるほどと思いますが、結局何かあった時の責任の所在なのではないでしょうか。遺伝子組み換え作物で何かあったら製造者の責任になりますが、自然交配なら責任を取る必要はないというか、責任の所在が特定されないのではと思います。無人自動運転などの場合は逆で責任は運転者がとることにしないと認可しにくいでしょう。
お礼
めちゃくちゃわかりやすい回答ありがとうございます! ただちに影響はないってやつなんですね(^_^) これからも世界の人口は増えるし、遺伝子組み換え食品の改良進歩は必要だと思います やっぱり農薬などに耐性がある強い作物を人工的に作っているなら 遺伝子組み換え食品が広まることでアレルギー系の患者が統計的に増えたりはしそうな負のイメージはあります。 でも結局その食べ物が原因なのかわからないので証明はできなさそう(._.) 多分外食産業とか遺伝子組み換え食品使いまくりだろうし、わたしはそんなに気にしないで食べていこうと思います