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なぜ遺伝子組み換え食品は嫌われているの?
よく食品の原材料名に「遺伝子組み換え(大豆・とうもろこし等)でない」とあります。 遺伝子組み換えはそんなに有害なら食べ物ではではありませんし、 それとも遺伝子組み換えは味が違うのでしょうか? 自分は食べ物であるなら遺伝子組み換えでもかまわないですけど、 なぜ遺伝子組み換えは嫌われるのですか?
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多分、アメリカ嫌いのいろんな(デマ・古い)情報を無条件に信じ込んでいるか、もしくは科学リテラシーが足りないかのどちらかじゃないですかね。 嫌いな方の主張の多くは「虫が死ぬのにヒトに危害がないわけがない」か、「長期的な安全性がわからない」です。しかしながら、 (1)虫が死ぬ条件がわかっていない ⇒例えばBTコーンで虫が死ぬためには、そのたんぱく質特有の受容体を備え、且つ消化器内がアルカリ性で無ければなりません。ヒトはそんな受容体を持っていませんし、消化器内は例外なく酸性です。消化器内がアルカリ性なんて、もはやヒトではありません。 (2)長期的安全性は確立されていることを知らない ⇒どこまでを長期というのかは人それぞれですが、遺伝子組換え食品が世に出てからすでに四半世紀が経過しているわけで、この間ヒトに危害があると確認されたケースはゼロです。これで「まだわからない」という人は、後百年たっても安心しないような気がします。 実際にこうした状況を受けて、これまで遺伝子組換え食品に反対していた市民グループの(まともなところの)多くは、反対理由を「安全性」から「固有生態系への影響」に切り替えてきています。未だに安全性云々を主張する人は相当情報に疎いんだと思います。 訳のわからないものに不安をいだくのは自然な感情ですが、わかろうとする努力が足りないのは問題だと思いますよ。
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- xxyyzz23g
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アリが避けて通るマーガリンやチュッパチャプスよりは 普通のバターや黄金糖、黒飴の方がマシなのと同じ理由です。 (乳製品に関しては少し疑問はあるが) 食品添加物に関して特に緩い「日本」で育ったので 今までにまあまあ悪いものは摂取し蓄積してるから 手遅れなんだけどね。 こんな動画もある。興味があればどうぞ。 https://www.youtube.com/watch?v=LOuWa6_-Kw0
お礼
生物学にのっとた遺伝子組み換え食品。 もし危険なら労働厚生省がまったをかけるでしょう。 市場に出回るのは安全と思います。 石油による化学合成した添加物・農薬のほうが、 はっきり怖いと思います。
- KoalaGold
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殺虫剤の組み込まれた遺伝子組み換えはもちろんですが、除草剤に関してはここで書かれていないので付け足させて下さい。 虫が食わないだけでなく、雑草が湧かない畑。雑草が増えると土の栄養を吸い取ってしまうので除草は必要です。雑草は別個の単体ですから遺伝子の組み替えはできません。そこでどんな雑草でも枯れる強力な除草剤を作り、作物は枯れないように組換えました。 ですから遺伝子組み換え作物には除草剤は今まで以上に毒性の強いものが使われており、作物の種子とセットで販売されているのです。いわばシャンプーとコンディショナーのセットで、別のコンディショナーを使うと効果がない(作物が枯れるかもしれない)不安があるのでセットで購入します。これで2倍のシェアが見込まれるわけです。 またこの作物の花粉が無農薬野菜に飛んでいった場合、無農薬野菜は潰れます。一本でも無農薬で無いものが混じった可能性があるだけで無農薬と言えなくなるからです。 その上モンサント社は遺伝子組み換えの花粉の飛んで行って受精した先の農園がモンサント社の種子を購入していない場合種子を盗んだ(遺伝子組み換え種子購入者には特許使用料を支払う義務があります)として訴訟賠償請求します。これで倒産したアメリカの無農薬農園は多数出ています。 一回国内に進出したら後戻りができないほど国内の農家にダメージを与え、種子と除草剤を高価で買い続けた上に出来上がる食品は毒素入りの除草剤まみれ。アメリカ人の異常な肥満は食べ過ぎたからではなく普通に食べた毒性食物の結果だと私は思ってます。 もうひとつ、イラク戦争の終結に当たりアメリカが提示した条件の一つが遺伝子組換え種子の使用です。敗戦国にはこういう強制ができるんですね。国民のことを考慮しているというより利益の追求です。なぜならば本来種子は自家農園の作物から翌年の種蒔き分を作りますが、遺伝子操作された種子は毎年モンサント社から購入しなければなりません。自家リサイクルは特許に触れるからです。毎年この形で依存させて値上げして利益を吸い取るのが真の目的です。
お礼
厚生労働省がフィルタリングすることにより一応安全かもしれませんが、 ただ、農薬という化学合成による物質に対応できるように 遺伝子組み換えがされるということは、 その食品に農薬が使われているということでもありますから、 甘く見られませんね。 それとは少し脱線するかもしれませんが、 今日スーパーでなたね油の原料(なたね)に遺伝子組み換え分別と不分別、 どちらが売れ行き良好か観察しました。その結果、 不分別の安いなたね油が良好な売れ行きでした。 買うか判断は組み換えより値段で決めているようです。 遺伝子組み換えによる情報が消費者へ伝わっていないと おもいました。
>なぜ遺伝子組み換えは嫌われるのですか? たぶんですが、 ・歴史が浅くて問題が起こるかもしれない ・かつて日本の政治家が「安全なんですか?」の問いに対し「安全。これまで問題起きてないから」などと 理由説明になってない、いわばごまかしのような回答をした ために却って疑われる結果を生んでる、のだと思います。
- nijjin
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長期的な人体への安全性が立証されていないからです。 また、遺伝子組み換えということはまったく違う生物の遺伝子(DNA)の一部が入って働いているということです。 また、どんな生物の遺伝子が組み込まれているかも公表されていません。 もし人間やゴキブリのDNAが入って働いている大豆だった場合抵抗無く食べれますか?
お礼
>もし人間やゴキブリのDNAが入って働いている大豆だった場合抵抗無く食べれますか? 普通の人は気味悪いから食べない。 でもDNAは4つの要素で組まれた生命の設計図。 それを元にして生物がつくられるのですから、 石油など科学物質による合成よりも、 生物の仕組みから作りだされるものが安心できます。 そのためゴキブリの有効な遺伝情報の部分をと 組み込むというのは活用と同じ組み合わせもあってもおかしくないでしょう。 食品は一時老いといて石油より合成した医薬品をあなたは飲めますか? と聞きたくなります。 現在は科学合成より生物学にのっとた薬品「ゲノム」が期待されています。 かなり脱線しましたが、 生物学にのっとたバイオテクノロジーならよいと思います。 今後は必要となります。 ですが日本人は完璧を求めるため理解までに時間がかかるとおもいます。 やっぱりたべないしょう。
- mkv752611
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prelさんは 動物学に乗っ取って作られた野菜は平気と仰られてますが 以前見た番組で遺伝子組み換えで作られたキャベツ(?)を食べた毛虫が死んでしまいました 虫が食べて死ぬような野菜を人が食べて体によく無い気がします 一枚ぐらいはなんとも無くてもチリも積もれば有害になんて事もありますから
- hunaskin
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多くの人にとって(私にとっても)科学技術の先端は魔術と区別が付けられないんですよ。 なんだかよく分からないがいままで無かった事柄を受け入れるのが不安、ということです。 特に食品の場合は人体への直接的な影響を想像してしまいますし。 たいていの不合理な不安とかタブーとかは慣れて解消するしか無いのですが、いまのところ遺伝子組み換え食品に関しては無害であることを周知し実施するより使用不可ということにするほうがコストがかからないのかもしれません。既存の産業を守るといったことを含めて。 似たようなことで、放射線照射による食品の殺菌がありますね。 これが普及すれレバ刺しなんかも何の心配無く食べられるようになるんですが。
- bibivivi
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- DarkMoon
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色々な考え方があるとは思いますが、 遺伝子組み換えの目的として、害虫を寄せ付けないように 性質を変えるというものも一例としてあります。 害虫が寄らない遺伝子組み換え食品は、 栽培が楽で、安定して量産もできるでしょう。 ですが‥、虫が、これは危険だと本能的に察知して 食い荒らさない遺伝子組み換え食品‥ あなたは、人体には無害だと言い切って 自分で食べる勇気ありますか?
お礼
>自分で食べる勇気ありますか? ありますねぇ。 化学合成で作られた農薬を使用した食品より、 生物学にのっとた改良を施した食品のほうが安心できます。
お礼
>(1)虫が死ぬ条件がわかっていない >(2)長期的安全性は確立されていることを知らない 私も思います。 社会に対するバイオテクノロジーの情報が届いていないために 誤解が生じていると思います。 特に日本人は完璧主義ですから、 半世紀ぐらいは時間がかかるかもしれませんし、 危険ならば労働厚生省が「まった」かけてくると思いますので、 市場にでる遺伝子組み換えは問題なく食べれます。