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遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換え食品として、日持ちの良いトマトがつくられましたが、実際どんな遺伝子を操作しているのでしょうか?本で調べた時、ハエの遺伝子を入れると腐りにくくなるとあったのですが・・・知ってる方教えてください。

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  • AUGQX-MAN
  • ベストアンサー率28% (39/139)
回答No.1

センチニクバエという蝿はばい菌やカビがウヨウヨいる不浄な場所(トイレ)に生息していています。他のハエはこういう所では生息できないのですが、このハエだけは生息できます。このハエの特徴を研究した所、強い抗菌力・抗カビ力を持ったザルコトキシン1Aというペプチド(タンパク質)を作っている事が分かりました。 このペプチドを作る遺伝子を遺伝子組み換え技術を使ってトマトの細胞に組み込んで(植物の細胞への組み換えは色々な方法がありますが、このトマトの場合は企業秘密になっているので詳しいところは不明です)、できあがったのが腐りにくいトマトという訳です。 しかし ○ハエとトマトという生物的にも遺伝子的にも差がありすぎるものを、遺伝子的に組み換えたトマトに悪影響は来ないのか? ○ハエの体にあるタンパク質を人間が食べても害はでないのか? ○こういう抗菌性をもたせた植物の遺伝子が花粉や種子などで環境にばら撒かれると、生態系が変わってしまうのではないのか? という識者の不安があり、消費者の信頼も得られてないとしてこの遺伝子組み換えトマトは世の中に出ていません。

maya001
質問者

お礼

丁寧に解説してくださってありがとうございました。とてもよくわかりました。

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その他の回答 (1)

  • ramurame
  • ベストアンサー率60% (130/216)
回答No.2

ハエの遺伝子とは違うので、お求めの回答ではないと思いますが、 世界で初めて商用となった遺伝子組み換え植物であるフレイバーセーバートマトは、 アンチセンス法で作られています(参考URL)。

参考URL:
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/0/3b64a8bdf7c70aea4925660b002a726f?OpenDocument
maya001
質問者

お礼

どうもありがとうございました。参考になりました。

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