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「女の敵は女」という諺、いつ発祥したか?
よく「女の敵は女」という諺(ことわざ)を耳にしますが、この諺が発祥した時期は、いつ辺りなのでしょうか?
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その言葉自体を諺として聞いたのは、私も女性ではありますが、初めてです。 池沢理美という漫画家さんが「女の敵は女」という漫画を描いてますが、リアルタイムでは存じません。発行年もはっきりしませんが、2、30年前の作品かとおもわれます。 この漫画家さんが多分、出版としてはタイトルに最初に使ったのではないでしょうか。 最近似たタイトルのエッセイ的な本が2、3冊あるようです。 つまり、諺として熟成してはいないのでは? 「そんな言葉、知らねぇなぁ」と思いますが、昔から嫁姑戦争とかありますし、最近、キャッチーだと取り上げられてきた言葉だと思います。 物事は基本、捉え方で、「女の敵は女」だと思っている人にとっては特に敵になりやすいのではないでしょうか。 敵か味方かで物事を捉えがちな人ほど、敵を作りやすい、あるいは敬遠されやすいというのは、常識で考えれば分かることです。 「外に出たら、男には七人の敵が」というのは諺的にあると思いますが、このケースの敵は、よく考えてみると、組織や国が多いんです。 「組織から外れたら結構いい人で、友達になれたが、という話はよく聞きます。 敵を考える思考自体が、潜在的に敵となる人を作り出しやすく、物事の本質を考えるのを妨げてると思いますよ。 組織は変えがたいですが、変えなきゃならない組織はどこでも多いですからね。
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- double_triode
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No.2の補足。 むかしからある女性が多数の社会・職場,たとえば宝塚歌劇団やバス会社の女性乗務員(いわゆるバスガール)などを「女の園」といいます(AKBグループでは聞きませんね)。この言葉がもつ「華やか」のイメージの裏には「陰湿」という含みがあると,私は思います。プリマドンナ選抜の競争相手のバレエシューズに画鋲を入れるのは,少女漫画によくあるストーリーです(AKBグループでは聞きませんね)。 江戸時代なら,遊郭や大奥が「女の園」です。映画などでは,仲間内の競争が描かれる。「お局」の言葉は,これらの社会に発しています。 もっと古くは,紫式部が清少納言のことを「小賢しい女」みたいに批判してますしね。私は,清少納言はいささか軽薄ではありますが,その才気や感性が大好きですけど。女の目は怖い。
補足
【女の園】について、「同性愛が跋扈(ばっこ)しやすく、性倫理がひどく乱れやすい…」というイメージを私は抱いており、【性閥】を形成しやすい癌細胞でしかないような印象も…。どうなんでしょう?
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
「女の敵は女」は私も耳にしたことがありますが,比較的に近年のことであり,「ことわざ」といえるほど一般化しているかどうか疑問です。たぶん,近年の女性の社会進出によって,職場で女性としてのありかたが難しい問題になってからじゃないでしょうか。「お局様」(職場を仕切っている年長の女性職員)などの言葉と同時期じゃないかと思います。 女性どうしの関係がわるいということわざは,「小姑は鬼千匹」があります。嫁いだ先の家では,夫の両親(しゅうと・しゅうとめ)よりも,年齢が近い夫の姉妹(義理の姉妹)のほうが怖いという意味です。こちらは「嫁入り」という現象が少なくなってしまい,近年は廃れたことわざといえます。
補足
例の池沢理美氏の作品、平成初頭の1990年に発表されたものとなってますね…。