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タコの驚きの能力:海底擬態からの致命的な攻撃
- 海底擬態をするタコが、完全に気づかれずに待機していた様子が、あるビデオで捉えられました。
- しかし、エゾバイやヤドカリ、マイマイなどの不運な生物が近づくと、タコは驚くべき正確さで襲いかかります。
- この驚きの瞬間は、まるでタコの捕食能力を象徴するものと言えるでしょう。
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>ここの訳で、「until」は、「ところが」となっています。なぜ「~まで」ではないのでしょうか? ⇒「直訳」でなく、「意訳、ないし翻訳」するための技巧の1つと言えるでしょうね。 もしも、こんな訳ならいかがでしょうか。 「いつだったか、どこかでタコのビデオを観た。海底そっくりに擬態したタコは、運の悪いエゾバイだかヤドカリだかマイマイだかがやってきたとたん、急に姿を現して、驚くほどの正確さで獲物に襲い掛かったが、そのときまで、そこにいるとはまったくわからなかった。」 これなら、「until」を「~まで」と訳せますね。しかし、この訳文は、どこか不自然で、ダラダラした、締りのない文になってしまっていると思いませんか? そこで、引用文の訳者は、「タコが海底そっくりに擬態して、そこにいるとはまったくわからなかった」という場面と、「運の悪いエゾバイだかヤドカリだかマイマイだかがやってきたとたん、急に姿を現して、驚くほどの正確さで獲物に襲い掛かった」という場面に分けて、2文として訳されたわけですね。 その際、第1文と第2文の内容が反対のことを言っているので、そのつなぎ目に置くべき語は「逆接の接続詞」ということになるはずです。それゆえ訳者さんはこれに「ところが」という接続詞(逆接)を充てた、ということでしょう。「やってきたとたん」の「とたん」という対訳語の中に、「until」の意味を反映させることも忘れていません。 ということで、お示しの訳文は、長文を2つに分けて明快にし、「until」の意味もしっかり組み込んで、自然な流れの日本語に訳された、とてもいい訳文だと思います。
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- double_triode
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洋書講読演習において,X until Y を,あなたのように「YするまでXする」とスイッチバックで訳す大学生ばかりで困っています。until は時間の前後関係を示しているだけです。Xが先でYが後,すなわち原文の語順どおりに「Xした後でYする」でもいいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。until が時間の前後関係を示すことをはじめて知りました。大変参考になりました。
- SPS700
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ここの訳で、「until」は、「ところが」となっています。なぜ「~まで」ではないのでしょうか? until は、下記のように「~までは」という意味ですが、直訳だとそれで通せます。 https://eow.alc.co.jp/search?q=until でも until 節が長いと ~までは擬態している(原文の倒置)=ところが~になると擬態で無くなる(原文の順序)と意訳する方が自然な場合があるためです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >でも until 節が長いと ~までは擬態している(原文の倒置)=ところが~になると擬態で無くなる(原文の順序)と意訳する方が自然な場合があるためです。 意訳の一つの技巧として、参考にさせていただきます。ありがとうございました。
お礼
具体的で、初学者にも非常に理解しやすいご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。