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同相写像であることの証明

次の関数fが同相写像であること、すなわちfが全単射で連続、かつf^-1が連続であることを示したいのですが主に2つの関数の連続性が証明できず困っています。ご教授いただければ幸いです。 f: z∈{z∈C:|Im(z)|<π} → e^z∈C \(-∞,0)

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  • jcpmutura
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回答No.1

A={z∈C:|Im(z)|<π}={z∈C:z=x+iy,x,yは実数で|y|<π} B=C-(-∞,0)={w∈C:w=x+iy,x,yは実数でy=0の時,x>0} に対して関数 f:A→B を z∈A→f(z)=e^z=Σ_{n=0~∞}z^n/n! と定義する z∈Aとすると z=x+iy x,yは実数で|y|<π f(z)=e^z=e^{x+iy}=(e^x)(cosy+isiny) e^zは連続で f'(z)=e^z だからfは無限回微分可能で 導関数f'も連続だから中間値の定理から (e^w-e^z)/(w-z)=e^{z+t(w-z)} 0<t<1となるtがある 関数 g:B→A を w∈B→g(w)=log|w|+i*arg(w) -π<arg(w)<π と定義する z∈Aとすると x,yは実数で|y|<π g(f(z)) =g(f(x+iy)) =g(e^{x+iy}) =g{(e^x)(cosy+isiny)} =log|(e^x)(cosy+isiny)|+i*arg{(e^x)(cosy+isiny)} =log|e^x|+i*arg(cosy+isiny) =x+iy w∈Bとすると im(w)=0の時re(w)>0 f(g(w)) =f(log|w|+i*arg(w)) =e^{log|w|+i*arg(w)} =e^{log|w|}e^{i*arg(w)} =|w|{cos(arg(w))+isin(arg(w))} =w だからgはfの逆関数となる g=f^{-1} 任意のε>0に対して z=a+ib b≠0の時d=|b|/2 b=0,a>0の時,d=|a|/2 δ=min(ε,1)d とすると 0<|w-z|<δ となる任意のwに対して b≠0の時d=|b|/2≦√(a^2+b^2)}-|b|/2≦|z|-δ<|w|<|z|+δ b=0の時d=|a|/2=|a|-|a|/2≦|z|-δ<|w|<|z|+δ fの導関数が連続だから中間値の定理から (w-z)/{g(w)-g(z)}=e^{(1-t)g(z)+tg(w)}=z^{1-t}w^t 0<t<1となるtがある |z^{1-t}w^t|>d^{1-t}d^t=d だから |g(w)-g(z)|=|w-z|/|z^{1-t}w^t|<ε だから g=f^{-1}は連続 ∴fは同相写像

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