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生き残る・生き延びる・生き抜くの違いは?
生き残る・生き延びる・生き抜く。 どれも同じような日本語ですが、それぞれの違いを教えてください。 言葉のプロの方々、よろしくお願い致します。
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生き残る:他の人たちが死んだり脱落して行く状況の中で死なないで残る意。 生き延びる:生命を保つのが容易でない環境、たとえば遭難事故、天災、戦災、貧乏などを切り抜けて生き続ける意 生き抜く:さまざまな苦しみや障害を乗り越えて、どこまでも生きる。生き通す https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/4434/meaning/m0u/ https://dictionary.goo.ne.jp/srch/thsrs/%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%8A%9C%E3%81%8F/m0u/
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- princelilac
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「残る」「延びる」「抜く」の比較になります。 生き残る 事故や災害で大勢の人が亡くなったが「数人だけが生き残った」とか、家族や友人などが皆亡くなったが「自分だけが生き残った」という使い方をします。他の人が亡くなった時点で「生き残った」と言うことができます。 生き延びる 前の「生き残った」後で、さらに長い間生き続けた場合です。平均的な寿命を随分と過ぎてからも「生き延びた」です。 生き抜く 寿命とか、他の人の死、生きた年月の長さとは無関係です。「健康で」「力強く」「前向きに」などのイメージが伴っています。たとえ亡くなった後でも、悔いの残らない生き方をした場合に使います。
お礼
princelilacさま 回答してくださりありがとうございます。 >家族や友人などが皆亡くなったが「自分だけが生き残った」という使い方をします。 確かにそうですね。 よく事故や災害に遭った方々が「なんで自分だけなんでじぶんだけが生き残ったんだろう…」という言葉を耳にしますね。 自分が生き死にを選択したわけでなく、生きる事を"勝手に選ばされた"という感じがします。 それに対して"生き抜く"は、 >「健康で」「力強く」「前向きに」などのイメージが伴っています。 前向きでポジティブなイメージですね。 >たとえ亡くなった後でも、悔いの残らない生き方をした場合に使います。 素敵な人生ですね。 過去の偉人たちは激動の時代を逞しく生きて、自らの信念を体現しました。 そんな"生き抜く姿"にはそんな生き様が見えます。
- qwe2010
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多くの人が、死にゆく中で、生き残り。 他との、比較です。 食べ物などがあまりない状態でも、生き延びて。 生きるための、条件が悪くても、条件が良くなるまで、生きてゆく。 生命の、寿命が来るまで、生き抜いてゆく。
お礼
qwe2010さま。 回答してくださりありがとうございます。 >多くの人が、死にゆく中で、生き残り。 食べ物などがあまりない状態でも、生き延びて。 生命の、寿命が来るまで、生き抜いてゆく。 詩のように感じました。 最初に神が命の選別をして(生き残る)、 生かされた者はベストを尽くし(生き延びる)、 ゴールのテープを切るまで全力で走っている(生き抜く) ようなイメージです。 志半ばで亡くなったとしてもその走った記録が"生き抜いた記録" のようにうけとめました。
質問者様にご迷惑をかけるプロ、でしかなくて 言葉のプロではないけれど 書かせてください、よろしくお願いします。 どの言葉を選ぶかで、その人が見えてくる のような話かと感じました。 私見です。 生き残る・・・先のことまでもを考えず とにかく今を生きる。 生き延びる・・・したたかに、利用できるものは なんでも利用して。 生き抜く・・・最後まで自分の人生に手を抜かない。 できる努力はなんでもする。
お礼
floriographyさま、 回答ありがとうございます。 >言葉のプロではないけれど 書かせてください、よろしくお願いします。 ビジネス・キャリア、弁護士、宅地建物取引主任者(宅建)のカゴテリマスターの方に回答して頂けて光栄です。 >どの言葉を選ぶかで、その人が見えてくる 同じような意味合いでも、その人がどの言葉を選ぶかによってその人の人生観がわかるような気がしますね。 >生き残る・・・先のことまでもを考えず とにかく今を生きる。 生き延びる・・・したたかに、利用できるものは なんでも利用して。 生き抜く・・・最後まで自分の人生に手を抜かない。 できる努力はなんでもする。 決意をして立ち上がり ↓ 情報や材料を収集&戦略を立てて ↓ 計画実行!ベストを尽くす。 ちょっと意味が違うかもしれませんが、起業する人と似ているなと感じました。
生き残る (「生き延びる」にくらべて抽象的に)災害や戦争などで 死なずに生存している。 (比喩的に)入学試験や品質試験を通過する。 生き延びる (「生き残る」にくらべて具体的に)遭難や戦争,災害による 飢餓を,草の根をかじったりして耐えて生存している。 (比喩的に)乏しい収入で生活する。臨時収入を得てほっとする。 (比喩的に)美味なものを食べて,寿命が延びた気がする。 生き抜く 「生き残る」,「生き延びる」におなじだが,切迫した生命の 危険は感じさせない。災害,戦争,事故,あるいは周囲の者を 敵視している,感情的な語感もある。 (比喩的に)厳しい競争社会でちゃんと飯を食っていく。 以上は,個人的な言語世界でのはなしです。
お礼
passersby2さま 回答してくださりありがとうございます。 >生き抜く 「生き残る」,「生き延びる」におなじだが,切迫した生命の 危険は感じさせない。 マズローの欲求5段階の"生理的欲求"と"安全欲求"が満たされている状況でしょうか。 >災害,戦争,事故,あるいは周囲の者を敵視している,感情的な語感もある。 (比喩的に)厳しい競争社会でちゃんと飯を食っていく。 生命に直接的な危機はないものの、自分の前に立ちはだかる壁(出来事や人)を乗り越えようとする姿勢に感じました。
お礼
skydaddyさま 回答してくださりありがとうございます。 goo辞書を教えて頂き、感謝しています。 >生き残る:他の人たちが死んだり脱落して行く状況の中で死なないで残る意。 生き延びる:生命を保つのが容易でない環境、たとえば遭難事故、天災、戦災、貧乏などを切り抜けて生き続ける意 生き残る方が偶発的で、生き延びる方が能動的に感じます。 >生き抜く:さまざまな苦しみや障害を乗り越えて、どこまでも生きる。 生き通す 生き抜くは生きることに対して"どこまでも能動的な姿勢を示すこと"に感じました。