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仮定助詞の違い教えてくれますか?
日本語の中、仮定を表す言葉“たら” や“なら” や“と” や“ば” などが色々あります。では、この四つの助詞の違いが教えてくれませんか?
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日本語ネイティブは「なんとなく」使い分けている、と言えます。でも、日本語学習者にとっては、違いが気になるところですね。教科書には「仮定を表すには(1)」と載っていましたか? 「たら」=助動詞「た」の仮定形です。この場合の「た」は完了を表します。だから、 「もしその動作が終わったと仮定すると」のときに使います。 ・デモがおさまったら、また中国に行きたい。 「デモがおさまる」を動作としてとらえた言い方です。 「なら」=助動詞「だ」の仮定形です。この「だ」は断定を表します。 名詞や、名詞の形をした句に付きます。 ・デモがおさまったなら、また中国に行きたい。 「デモがおさまった」ことを一つの事柄としてとらえた言い方です。 「と」 =接続助詞です。一つの事柄が起こると、次にこういうことになる、を表します。 ・デモがおさまると、中国に行ける。 「デモがおさまる」という事柄が起きたものとして、次のことを言っています。 「ば」 =接続助詞です。仮定を表します。これがいちばん仮定らしいのですが、 ちょっと堅い表現なのであまり好まれないようです。 ・デモがおさまれば、中国に行きたい。 もし「デモがおさまる」という事柄が起きたと仮定すると、という言い方です。 こまかい違いを説明しきれたかどうかわかりませんが、だいたいこのようです。 ちなみに、仮定しても一般論とは違うほうになる、という仮定の場合には「ても」「でも」を使います。 ・デモがおさまっても、中国には行きたくない。 ・デモがおさまった場合でも、中国には行きたくない。 >助詞の違いが教えてくれませんか? →助詞の違いを教えていただけませんか? ですね。
お礼
ありがとうございます。回答を咀嚼して他の例文を考えていたらお礼が遅くなってしまいました。申し訳ありません.そんなに詳しく分かりやすく教えてくださって本当にありがとうございました。全部わかるまで時間がかかりますが、とても助かります。 それで、>助詞の違いが教えてくれませんか? →助詞の違いを教えていただけませんか? ですね。正しい言い方を教えていただけて、乱暴な言葉遣いだねと自分がきづいました。申し訳ありません。今すぐ、正しくお直ししますようにもう一度問題をはっぴょうします。