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驕りのメカニズム
お世話になります。 人はなぜ驕ってしまうのですか? 政治家にしろスポーツの監督・コーチにしろ、身近な所では会社の上旬にしろ、です。 当初は希望と正義感溢れる善良な市民の一人であったはずの人間が、謙虚さを忘れず正しい判断力を持ち合わせていた人間が、 時間と権力を手にしてから人格が変化し驕り高ぶって判断を誤り、さまざまな形で暴挙に出てしまうようになります。 悲しいことですがそれが人間なのかなと思います。 その経過、メカニズムをわかりやすく説明していただけたら嬉しく思います。 よろしくお願いいたします。
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>驕りのメカニズム ですか・・・難しいですね。 今、日大でも国会でも「権力」が絡む所にこの「驕り」が出ている ように思えます。 驕りとは、得意になってたかぶること、わがままなふるまい、慢心 などと書かれています。 すべての人間は「欲」があると思います。欲にも色々ありますが、 一つは「生理的・本能的欲求」です。 これは、おそらく皆さん、持っている強い欲求だと思います。 もう一つは「心理・社会的欲求」とあります。 これは、30~40の種類があるようですが、この中の一つに「支配」 というものがあります。 類似したものに、獲得、優越、独占などがあるかもしれません。 これは、前者(一つ目)と違い、個人差と環境に左右されると思います。 支配欲求が強い人は、権力(お金や地位)を手に入れることに手段を 選ばないと思います。また、それだけ、修羅場をくぐると思います。 こういった人が、そういった過程を踏んで「支配」が完了すると、 「もう、怖いものはない」という「驕り」が出るものと分析しました。
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- kknow
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心理学の有名な実験で「スタンフォード監獄実験」というものがあります。 一般人に「囚人」と「看守」の役を演じさせ続けると 次第に看守役の人達が暴力的な行動になっていくということが証明されました。 人は誰しも「他人より上位でいたい」という欲望を持っています。 一般人であるうちは「他の一般人」の位置が低いために、ちょっとしたことでその欲望を満たすことが出来ます。 ところが、権力者になると「権力者同士」の比較でその優位性を感じるようになるため、権力の行使を過大に行うようになったり、やたらと自慢して自分を誇張したりしないと満足出来ない身体になってしまうということです。 ただし、「正義感」は別物だと考えます。 これはむしろ逆に、一般人の見てる世界が狭いことから「自分の正義」を正しいと思い込んでいるケースが多いです。 要するに知識不足です。 例えば、ワクチンの予防接種で半身麻痺などの後遺症が残るケースが複数出たとします。それがニュースで流れます。 このとき、一般人は「こんな危険な物を摂取させるのはおかしい!」と国に対して正義を主張します。 しかし、ワクチンを摂取しなければ病気によりその100倍の後遺症患者が出てしまうことが統計的に証明されていたりするわけです。 プロスポーツでも「なんでこんな采配をするんだ!」と監督の判断がおかしいことを一般人が主張することは多々あります。 しかし、プロの世界では一般人よりもっと高度なデータから分析し、判断していることが少なくありません。 無知は罪なり。ということです。
お礼
たしかに正義感は少し違いますね。 勉強になりました。 制御し合う力が働いているのですかね。 ありがとうございました。
お礼
とても腑に落ちました。 支配が完了して怖いものなしの状態になると驕りが出てしまうのですね。 完了の地点をどこに設定するかの違いかな 驕りが出て出世が止まってしまう人と、驕らずにさらに出世していく人といますね。 自分も驕りが出てしまう人間なので、質問してみました。ありがとうございました。