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マルクス主義について
マルクス的な見方、考え方から、人間とは何か、自分とは何か、 アイデンティティ、精神病理、自我といったことを知りたいんですが、 何を、または、誰の本を読めばいいですか? 特に、社会のあり方が、人間に与える影響を知りたいです。
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- koosaka
- ベストアンサー率43% (78/179)
マルクス主義は、1989年のソ連の崩壊で終わりましたので、人間とは何か、自分とは何か、アイデンティティー、精神病理、自我と言ったことを考えるんだったら、マルクスに拘らず、いろいろな本がありますから、個別にテーマごと、別々の本を読んだ方が良いと思います。 序でに申し上げますと、フーコーが「言葉と物」で、18世紀の古典主義の時代に作られた「人間」という概念は、20世紀のフランス・ポストモダンで、消えようとしている、と言っていますから、本を読んでも無駄だと思います。 それは、アイデンティティーにも、自我についても同じことが言えると思います。 アイデンティティーとは自己同一性のことですが、今の時代は自己同一性よりも、「自己差異性」が重んじられているし、そしてデカルト・カントは盛んに自我という言葉を使いましたが、今ではそれも否定されています。 ということは、残るのは精神病理だけですが、それについてはジャック・ラカンの著作か、ドウルーズの「アンチ・オイデプス」という本があります。 精神分析とその批判ですが。 「特に社会の在り方が、人間に与える影響」に関してなら、ヘーゲルの「法の学」「法哲学講義」という本があります。 それを読んでみてください。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
社会が分業化した結果、需給をつなぐ貨幣が発生し、 助け合いはお金の奪い合いに変質し、階級闘争になって、 権力のある少数の経営者より人数の多い労働者が逆転して 支配者になる。(しかし結局その中から独裁者が出る)
お礼
ありがとうございます、確かに過去の共産主義国では おっしゃる通りの流れがありましたね。
- 6iy9roow
- ベストアンサー率66% (6/9)
私が読んだ本からのお勧めです。 ・社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉 ・著者⇨小坂井敏晶 こういう本に慣れてなければ先に ・『これからの「正義」の話をしよう』について ・著者⇨マイケル・サンデル
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます、紹介していただいた本を読んでみます。