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マルクス解説してほしい
ツイッターで見かけたマルクスBOTです。 「人間社会の物質的生産力はつねに発展するが、その発展のある段階に達するや、現存の生産関係(人と人の相互関係、社会、国家制度)と矛盾するようになる。そのときに社会革命の時代がはじまるのである。人間の意識が彼らの存在を決定するのではなく、反対に、彼らの社会的存在が彼らの意識を決定する。」 どういうことなんだろう?
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- kamichank
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ご質問の要旨を現実の社会変動に当てはめて見ましょう。商品売買市場での【神の見えざる手】に対して、【神】を【科学】に置き換え、【見える手=労働時間】で商品の価値が決まると分析を試みたのが【資本論】を表したカール・マルクスである。生産資本の運動方程式を示し、資本の生産過程に投下された労働の未払い分が、【利潤】となって商品市場から回収されると、考えた。労働者は、自分の作った物が資本側の所有物となるため、作ったと言う充実感を持たないまま生産活動に参加する。この状態を【疎外】と言う。労働者は、自己を疎外することで生産活動に参加する。【長時間労働】と【低賃金】によって会社は、利潤を増やそうとする。これを資本が労働を【搾取】しているという。一方、商品市場では、労働側に十分な購買力が無いため、供給が需要を越える。資本側は、国内で過剰となった商品を貿易によって解決を試みる。【企業利益】は、【生産過程の未払い労働価格差】と【国内外の地域価格差】で生まれる。列強の資本が世界市場で互いに需要を満たそうと衝突する。その衝突が、戦争を引き起こす。資本主義諸国の世界制覇に向かっての動向を【帝国主義】と言う。マルクスは、戦争で家族を失い、極貧にあえぐ労働者階級の生きる方向を示し、【万国の労働者よ、団結せよ。】と訴えた。マルクスに共鳴する知識階級の資本主義・帝国主義分析と誘導は、労働者階級に【労働時間短縮】・【高賃金要求】の根拠と要求への実践力をもたらした。マルクスの経済分析を政治に応用したレーニンは、1917年ソビエト社会主義連邦を誕生させた。しかし、共産党独裁権力機構の硬直化と自由な発想を弾圧したため、人的資源が枯渇して、20世紀末に崩壊し、【民主主義・人権思想】導入への道を歩むこととなった。(参考まで)
お礼
ご回答ありがとうございました。 >人的資源の枯渇 というのは会社でいうと若手社員の成長がない状態のことですよね
- tanuki4u
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量的変化が質的変化をもたらす http://web.sc.itc.keio.ac.jp/~funatoka/pavlov/law_change.html http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318310.htm 文科省もマルクス主義のようだ 江戸時代は、コメの生産を基盤に作られた社会である。 なので、みなさん 一生懸命米の増産を図った < コメの生産の発展 すると、コメの価格が下がって、武士が生活に困る < 矛盾の発生 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%B8%E8%89%B2 一生懸命、コメの価格を高くしようとしたが < 享保の改革 だめだったので、商業資本と結びつこうとしたが < 田沼政治 保守派の反対で成功せず 寛政の改革だのコメ中心に戻そうとしても < 人間の意識が彼の存在決定できないから 幕府政治はぐだぐだになって明治維新 < その時に社会革命の時代が始まる
お礼
ご回答ありがとうございます。 量から質とういうことが参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考になりました^^