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難解な本が理解できない ベルクソン『時間と自由』

哲学専攻ではありませんが、岩波文庫のベルクソン『時間と自由』に挑戦してみようと手に取りました。 しかし、日本語なのに、本当に一文目から理解できないのです! じっくり、精読して、考えながら読んでも。 哲学でも『饗宴』なんかはまぁそこそこ読めたのに。 そこで、そもそもこんな悪戦苦闘する意味ある?と思い始めました。 無理して、難解な本を読む必要性はありますか? ベルクソン『時間と自由』は難しいですか?

みんなの回答

回答No.4

ベルグソンは、西洋哲学の中でも、難しい方の十指に入ると思います。 とくに、彼の著作を日本語に訳したものは難解で、フランス語の原点を読んだ方が(フランス語が分かる人には)分かりやすいと言われます。 >無理して、難解な本を読む必要性はありますか? ありません。 >ベルクソン『時間と自由』は難しいですか? はい。難しいです。

waterbeautiful
質問者

お礼

非常に明瞭なご回答ありがとうございます。 ようやくすっきりしました。本は図書館にさっさと返却します。

  • nekosuke16
  • ベストアンサー率24% (903/3668)
回答No.3

哲学の本は読んだことはありますが、やはり、難解であり、初めから何が何だか分からないまま終わった記憶があります。 何か現実的な事象に対する考察ではなく、哲学者自身の中にだけある疑問に対して深く深く追究する。 それは、思想や宗教、或いは、ケインズやハイエクの経済理論やベネディクトの「菊と刀」のような文化に関わるもののような客観性を持たない。 例えば、上田 閑照の「私とは何か」という本がありましたが、1ページ目から私という言葉ばかりが10回以上も出てくるような本で、何が何だか分からなくなってしまう。 ベルクソンの「時間と自由」は読んだ経験はないですが、特に哲学を目指すのでないのであれば、無理に難解な本を読んで時間と頭を浪費するよりも、様々な興味の分野の中で自分の目指す思考の方向性に近いものを読んだ方がいいと思いますよ。 哲学は難しい。 それだけですね。

waterbeautiful
質問者

お礼

ありがとうございます。 浪費……そう思います。 心を平静にするという宗教思想のほうがまだ役に立ちます

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.1

私も素人ながら哲学に何某かの興味を持っていますが、 そもそも哲学とは常人では思いもよらない事に論理的な考察を加え、そこに何らかの意義を持たせようと試みる学問と理解してます。 ですから私のような素人が簡単に理解できるようでは、哲学の範疇には入らないものと考えています。 精読ではなく、理解できないまでも一通り乱読してみては如何でしょうか。 読み散らかすうちに「ここは理解できる」と感じる部分に行き当たったら、そこから理解の輪を広げるように行きつ戻りつしながら読み広げる手法をとり、 そのうち「ナルホドこういう事を言いたいのか」思えるようになったなら、 そこから最初に戻り、改めて一から読み直すのが良いのではないかと思います。 物事は何でもそうなのですが、全体像を把握しないまま入り口も探さずに入ろうとしても、どだい無理というものです。 先ずは入り口探しから始めるのが良いのではないでしょうか。 …本屋で立ち読みしながら、興味が湧いてから購入を考えるのに似てると思いませんか?

waterbeautiful
質問者

お礼

ありがとうございます。 訳がわからなくても、とりあえず字面だけ追う方策ですね。 いいと思います。 ただ、あまりにも目が滑るので、眠くなります

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