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留学中の日本語の本の読書

 私は現在、日本の私立大学(文系)に通う大学生ですが、アメリカの大学に学部留学しようかと考えています。  専攻は国際関係、国際政治を希望しています。  ただ、不安なことは私は日本についての知識(歴史・文学・宗教・文化など)が乏しいということです。日本人として留学するので、外国人に自信を持って自分の国のことを説明し、討論できるような自信はありません。  そこで、留学中に日本についての知識を補うようなことは出来るのでしょうか。岩波文庫や全集のようなものを読むことは、時間的・精神的に余裕があるのでしょうか?

みんなの回答

回答No.5

アメリカの大学で国際関係、国際政治を学ばれたいということであれば、日本についてのある程度の知識(歴史・文学・宗教・文化など)を身につけ、出来れば外国人に自信を持って自分の国のことを説明し、討論できるようになりたいというのは、ごく自然でまっとうなお考えだと思います。たとえその知識が不十分なものであっても、そのような知識を増やそうという努力を常に怠らないことは重要だと思いますし、外国人と臆することなく、自分の国のことを自由に話せるのは大いに有意義で楽しいことだと思います。 留学中と言わず、今日から是非日本に関する本に接してください。(是非「速読法」(後記)を身につけて数をこなされることをお勧めします。) 以下にいくつかの本を上げておきます。 1) 講談社バイリンガル・ブックスから   http://www.kodansha-intl.com/contents/categoryBookList.php?cid=2&c2id=201   ・英語で話す「日本」Q&A   ・イラスト日本まるごと事典   ・英語で話す「日本の心」   ・英語で話す「日本の文化」   ・英語で話す「日本の謎」Q&A ~外国人が聞きたがる100のWHY~   ・全図解 日本のしくみ[政治・経済・司法編]   ・英語で読む日本史   ・武士道 (新渡戸 稲造)     ・・・その他上記シリーズにはためになる本が目白押しです。 2)『日本~その姿と心~』 (学生社)   http://www.jatis.jp/kensyu/syupan.htm 上記1)2)とも英語と日本語が左右ページに並べてある本です。アメリカでは英語で話すわけですから、はじめから英語で情報をインプットしておいた方が効率的だと思いませんか? でも全文英語だと不安なら、いつでも日本語でも参照できると言うことで読みやすいのでは・・・。 尚、日本語の本はあまりにも沢山あり、ここでは割愛します。日本語の本をアメリカで入手する方法については、大手書店やアマゾンなどのネット購入の規定をよく読んで、本を外国まで送ってくれるかどうか確認してください。  最後に留学中に読書の時間があるかという質問ですが、是非日本においでの間に「速読法」を身につけられることをお勧めします。本は一字一字読んでいるといくら時間があっても足りません。「速読法」を習得できれば、1日に1冊、いや簡単な本なら1時間に1冊読むことも可能になります。読書だけでなく、日常の集中力や脳の働きが確実に向上します。私は栗田昌裕氏の提唱するSRS速読法http://www.srs21.com/ を勉強しましたが、「速読法」にはその他にも色々な流派があるようですので、ネットなどで探してみてください。

回答No.4

留学経験者です。私の場合は大学院でしたが、留学中に日本の本を読む余裕は時間的にも精神的にも全くありませんでした。もう、自分の勉強でせいいっぱい、といったかんじでした。 個人的には、留学中より、留学前の英語の勉強の合間にちょこちょこ日本についての本を読んでおくことをお勧めします。留学するに当たり、日本についての知識が大切なことに気づいた質問者の方は素晴らしいと思います。私は留学した後で気づきました。 >外国人に自信を持って自分の国のことを説明し、討論できるような自信はありません …と仰っていますが、そのような気概は大切だと思うのです。外国人に何か質問されたときに答えられなかったり、ステレオタイプをただせなかったりして悔しい思いをする、そういう経験の積み重ねが、知識欲をそそり、日本を内からも外からも見ることが出来る日本人を育てていくような気がします。

回答No.3

Gです。 もうひとつ書くことがありました。 こちらに来て「知ったかぶりはしない」事です。 日本人の代表だなんて自分にプレッシャーをかけないことです。 知らなければ知らないのです。 しかし、知らないと言いたくなければ知ってやる!と言うくらいに意欲は欲しいですね。 先ほど、個人の奥の深い知識を尊重する、と言う表現をしましたね。 日本人としてではなく一人の人間として、アメリカ人になりきると言うことでもなく、知らないことは知らないし知っていることはyositoさんが知っていることなのです。 ネットに書いてあるから、ある有名な人が書いているから、では誰も耳を傾けてくれません。  ではまた。

回答No.2

アメリカに38年半住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 >専攻は国際関係、国際政治を希望しています。 とかかれておりますね。 討論するのはこの専攻であり日本の文化などではないと思いませんか。 それに日本の文化といわれるものでどれだけ日本人が知っていると思います? 神道って、日本舞踊って、空手って(これは空手をやっている人ですらわかっていないのですし)何かと言う説明できる人は「その道」にいる人くらいでしょう。 江戸初期の庶民生活と夜の明るさについてどれだけ知っている人がいるでしょうか。 これが、卯の刻と言うような時刻の表現で、どれだけ関係しているかどのくらいに人がいるでしょうか。 2時間くらいだよ、と言うことくらいしか知らないと思いますよ。 それも今の時間単位と比べたら毎日と言って良いほど変化していたなんて想像もしないでしょう。 時代劇に出てくる夜の部屋の中の明るさなんて行灯がどれだけ明るくしたのか、月夜のない夜の明るさを体験した日本人はどれだけいると思いますか? ここに日本の文化が、特に庶民芸術が、育ったわけですがどういうことなのか、普通の人は考えたこともないと思います。 専攻して英語でそれを学び討論できる自分を作り上げていくわけです。 一般会話も話せるだけでなく、説得させることのできる英語力が討論では必要となりますね。 これには一般生活にも時間を費やさなければなりません。 本からの知識、教授からの知識、分厚い、それも小さな活字でびっしり書かれたものを読み理解しそれをもとにして討論をするわけですね。 そして、日本語を捨てる覚悟での生活。  これらを考えると、こちらに来てから、と考えるよりも、今日からそれらの情報を得る、それも専攻に使える文化のことについてなど、始めることはできるはずです。 そのほうが時間的に、また精神的にも余裕があると思いますよ。 日本の政治制度だけでも討論に使うのであればかなりの知識と理解が必要ともなるでしょう。 今からでも国際関係に関する記事を読み漁り、他の人の意見でも良いから、自分をその意見に洗脳されないようにしながら、知ることも大きな貢献となると思います。 こちらでは自分の意見と言うものを重要視しお互いに尊重しあいます。 しかし、自分の意見を持たずに他の文献を頼りにしている間は説得力にもかけるということであり、また、奥の深い知識と言うものを要求されます。 よって、自分の意見としてしっかりとした一貫性にとんだもの、つまり、身についたもの、として自由に使える物を持つことで討論にしろ説得にしろ強い武器となるわけです。 日本のことをよく知らないと言うことにあまりこだわらなくても良いと思いますよ。 私も知らなかったのですから。 しかし、知る必要のあると自分で判断したものは表面的知識以上の物を自分に身につけてきたと自負しているくらいです。 私なんかができれば誰でもできるのことなのです。 誰もがゼロから始まったのですね。 必要のないことは他の人に任せればいいのです。 必要のあることはとことんまで追及する覚悟と勇気を持つように自分を持っていくことを頭の隅において置いてください。 きっといつか何かの原動力となる日が来るはずです。 なお、onelook.comでも結構日本の事が分かります。 ローマ字読みで入れればそれが書いてある辞書・百科事典のページを示してくれます。 answers.comではサイト情報も探し当ててくれます。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

  • mstkwasa
  • ベストアンサー率38% (12/31)
回答No.1

英国の大学に在学している院生です。 時間は配分することによって得られます。ですから時間的に「できるか」、というご質問でしたら、「できます」としか答えられません。つまり日本に関しての知識を得ることが他の事より優先されるべき、と判断なされば、他の事に費やす時間を削ればいいのですから。 精神的余裕については個人差があり、これは何とも言えません。 多くの本を持ち運ぶのは無理があるかもしれませんので、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)などを活用するのも一つの手です。 知識はあればあるほどいいので、留学中ではなく留学前から読書されて、研鑽を積まれてはいかがでしょうか。 蛇足ですが、知らなければ「知らない」と答えればいいのです。何人だからと言ってその国の歴史・文化・宗教に必ずしも通暁しているわけではありませんし、全知全能でなければならない、ということはないはずです。 質問者様は日本人全員あるいは日本国を「代表」するわけではないので、そう神経を張詰める必要もないと思います。もっとも確固たる目的意識を持って勉学に勤しまなければなりませんが。 また日本人の間でも歴史や文化については意見や見解の違いがある場合が多いので、質問者様が「日本人として」ではなく「日本人の一人として」あるいは「一人の人間として」どう物事について考えているのかがより重要です。