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日本の「かみ」と外国の「神」について

日本の「かみ」は自然崇拝、八百万のかみと言われます。 外国の「神」は、一神教と聞きます。 しかし、外国の神話にも、天使や精霊は存在していて、 日本の「かみ」は、外国の「神」+「精霊・天使」を総括したような表現なのではないかと感じ始めました。そして、わたしたちのいのちは、神=かみから授けられていると思います。 いのち、魂、かみ、「神」の関わり、詳しい人、意見を聞かせてください。

みんなの回答

回答No.8

宗教はその発生において、世界の起源や死後の世界など、 人の脳が発達するにつれ、疑問になり、生きる上で不安 になる要素を、神に押し付ける=世界観や価値観とする アニミズム(多神教)&儀式宗教として発達した。 ところが、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教がほぼ 同時期に生まれた事から分かるように、国家や貨幣制度 が発達し、それまでのファミリーの延長のコミュニティ =感情的な意識と、社会的なニーズの間にギャップを 生じ、お金や出世といったアメや、法規やモラルといっ たムチを発達させ、他律的に社会行動を強制するように なったのです。 ただし、西欧や中東のような遊牧文化の自己中心さと 違い、土地に定着し労働集約的な濃厚を行う稲作農耕 文化圏は、そのような拘束衣がなくとも勝手に集団化 する協調性があるので、儀式宗教のまま留まった所も 多いのです。

  • koosaka
  • ベストアンサー率43% (78/179)
回答No.7

柳父章「ゴッドは神か上帝か」という本と、大野晋「日本人の神」という本によると、19世紀半ば、中国のイエズス会のマテオ・リッチは聖書のGODを翻訳するとき、天主、上帝、という訳語を当てようとし、プロテスタントの牧師モリソンは上帝、帝、と訳そうとし、アメリカの牧師ブーンとローリーは神と訳すべきと主張したとあります。 上帝と訳すと、中国の皇帝の上にあるように思われ、都合が悪い、また、天主と訳すと、中国の皇帝は天子と言われていたので、紛らわしいので、結局、神に落ち着いたと言っています。 ただし、中国語で神は、この世を超越した存在という意味で、キリスト教のような人格神ではないし、また、唯一神でもなく、どちらかといえば、日本と同じで、諸々の神を指していた、とあります。 日本の場合、明治の初め、ローマ字を作った、ヘボンが、GODを神と訳したのが初めと言われています。 問題は、西欧の神と日本でいう神はぜんぜん違うものだったことです。 だから今は西欧の神に対して、日本の神を「カミ」とカタカナ表記して区別しています。 日本の「カミ」は自然神で、自然の至る所にあります。 樹木、岩、河、山、海などなど、そして最近は「トイレの神様」もいます(笑)! 日本の主婦も「おカミさん」です。 村の鎮守様もいれば、お地蔵さんもいます。 それこそ、八百万のカミガミ。 あなたは「日本のカミは外国の神+聖霊・天使を総括したような表現なのではないかと感じ始めました」と言っていますが、たまたま西欧のGODを中国・日本で、神と訳したからそういうことを言っているけど、もし「上帝」とか、「天主」とか「帝」と訳していたら、そういうことは言えないと思います。 そしてあなたは「私たちの命は神=カミから授けられていると思います」と言いますが、私は両親から命を授かったので、神=カミから授かったとは思っていません。 西欧の神は創造神ですが、日本の八百万のカミガミは創造神ではないから、命を授けたりしません。 それに、西欧の神と、日本の「カミ」はまったく違うものだから、それを神=カミとは言えないと思います。 神と、カミは一緒にできません。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11203/34801)
回答No.6

一神教(西洋哲学)の考え方からすると、彼らにいわせれば私たちが「神」と呼ぶ存在は彼らのいう「精霊」という存在になるという考え方になるようです。だから彼らは我々の宗教観を「アニミズム」と呼びます。日本語に訳すなら「精霊信仰」となります。 なんかね、彼らは一神教の神様を「一段上の存在」ってしてるんですよ。「アニミズムが進化すると多神教になり、多神教が進化すると一神教になる」と考えるようです。インド哲学や東洋哲学的な考え方では見解は異なると思うのですけどね。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.5

日本の「かみ」は自然崇拝、八百万のかみと言われます。   ↑ 神道の神ですね。 外国の「神」は、一神教と聞きます。    ↑ 中国の道教は多神教ですよ。 天帝の下、 555555555の神がいるとされています。 ギリシア神話でも判るかと思いますが、ギリシアなどは かつては多神教でした。 キリスト教が席捲するまでは、西洋も多神教でした。 しかし、外国の神話にも、天使や精霊は存在していて、 日本の「かみ」は、外国の「神」+「精霊・天使」を総括したような表現なのではないか と感じ始めました。   ↑ 西洋の精霊などは多神教の名残です。 そして、わたしたちのいのちは、神=かみから授けられていると思います。     ↑ キリスト教では神は創造神ですからそうなりますが、 日本神道の神は違います。 台所にも、トイレにもいるような矮小な神ですから、神から命を 授けられた訳ではありません。

  • nakanojjj
  • ベストアンサー率15% (2/13)
回答No.4

本当の事を知ると 困る者が惑わしてるだけです・・ 聖書では それを 蛇と記されてる・・

  • wam_f756
  • ベストアンサー率8% (114/1333)
回答No.3

結局、全部、想像。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

 日本の大和言葉の「かみ」を、中国産の漢字「神」に当て、世界のいろいろな言葉の日本語訳に使っただけですから、あまり騒ぐほどでもないように思います。

  • wormhole
  • ベストアンサー率28% (1626/5665)
回答No.1

外国とひとくくりにされているようですけど外国の宗教全てが一神教というわけではないですよ?

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