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零戦
零戦について 太平洋戦争初めまでは結構活躍したのは事実ですが、対抗法が見つかってからは撃墜される為の戦闘機と成り果てましたが、調べると派生型が色々出ていたようで驚きました 軽量化を計りすぎて、急降下すら出来ないこの零戦の派生型らは、戦争中頃以降目まぐるしい活躍はできたのでしょうか? 回答宜しくお願いします
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派生型というか、改良型ですね。別にどこの国に限らず、戦闘機に限らず、小銃のような細かい兵器を除けば大抵の兵器はA型とかB型とかC型あるいは1型2型といったような改良型が出ています。 スピットファイアなんて、一番最初の頃のマーク1とマーク20辺りになると結構見た目も変わっていますからね。それにしてもひとつの型を20まで(実際はもっとありますが)改良するっつうのもすげえ話ですね。 零戦の敗北は、一般的にハードウェアの敗北のように語られるのですが、どうなんでしょうね。米軍側はミッドウェー海戦以降からサッチウィーブや一撃離脱などの2機1組になっての戦法を多用することによって主導権を奪いました。どんな名機といえど、どんなエースパイロットといえど、2対1じゃ不利に決まっています。またレーダーを使って無線機で誘導できるのと目視しか手段がないのでこれまた先制のチャンスにおいて非常に不利となります。日本軍には米軍のように不時着水をしたパイロットを潜水艦や飛行艇で回収するシステムもありませんでした。 零戦の軽量化はやむを得ないです。デミオでインプレッサに勝てるようにしろといわれたら、車重を軽くするしかありません。後継機の烈風もエンジン開発に失敗して挙句に胴体が途中で絞られる(エンジンの小型高性能化ができなかった)というくそダサいデザインになってしまいました。 エンジンなんですよ、何もかもが。エンジンが低馬力だったから大型戦車も作れなかったし、エンジンが不安定で飛燕は悲劇の名機となりましたし、エンジンが開発できなくてゼロ戦の後継機が間に合わなかったのです。 「もし零戦ではなく、隼(一式戦闘機)だったら?」というのは面白い想像だったかもしれませんね。両機は見た目もよく似ています。ただ隼が艦上戦闘機として着艦の衝撃に耐えられたのかどうかってのが分からないのですけどね。全備重量は隼が2600キロに対して零戦21型が2400キロ、52型が2700キロとなっています。 日本人は零戦のような「もういっぱいいっぱいまで切り詰めるやつ」が大好きですよね。改良の余地みたいなのがあるのは無駄に感じるのかしらね。
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- ithi
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myselfout さん、こんばんは。 いいえ、昭和12年初飛行してから、昭和15年に制式化されますが、試作機として日中戦争中から5.6年間は無敵で入れたのですが、次第に研究されて、ミッドウェー海戦の時にアリューシャン列島で、事故機を出し、それをアメリカに奪われ、徹底的な調査が行われました。運動成果良いこと機体が次軽く、驚くほどの皇族力を持っていること。でも、急降下速度が制限があり、650km以下にすること(21型)20mmの弾の数が極端に少ないこと、防弾に関する限り、何も考慮されていないこと。17年の後半から格闘戦を避け、急降下から一撃離脱。ミッドウェーの生き残りや台南空の精鋭パイロットを次々撃墜していきました。17年の南太平洋海戦では母艦機の損失が多く、貴重な熟練搭乗員を失いました。18年から2000馬力のヘルキャットをアメリカが出してきてからはさらに性能の差が出てくるようになりました。この頃やっと、パイロットの養成が仕上がるようになったのです。でも、19年の6月に起きたマリアナ沖海戦では、敵の素晴らしいレーダーとの戦闘機の連携の他にも、日本側のパイロットは空母に発着艦のできないパイロットがほとんどでした。熟練度が下がっていたというのが実情のようですね。よって派生型は急降下ができるもの。エンジン強化型、などがありますが、あまり効果は上がっていなかったものと考えます。本当はもう16年には新しい機体が出ていなかったことが問題視されています ゼロ戦 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%BC%8F%E8%89%A6%E4%B8%8A%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F
- takuranke
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アメリカとの戦争初期に零式が無敵といわれたゆえんは、 アメリカが日本を侮っていたから。 日本で作った戦闘機に脅威を感じていなかったので、 格闘戦闘にいともたやすく応じてくれたので、 訓練を十分に積んだパイロットにより、 零式の性能がフルに発揮されたので、 負け知らずだっただけ。 しかも、低高度による戦闘だったのも理由のひとつ。 鹵獲され徹底的に調査されたのと、 実際に戦闘したパイロットの話から弱点がわかり、 一撃離脱戦法に切り替わったことで、 戦果が逆転するようになりました。 大戦中期になると熟練したパイロットが減り、 また、訓練も十分いうけていないパイロットが乗ることで、 敵の的になっていきます。 もともと機体剛性が弱く、 操縦桿の手ごたえがふにゃふにゃしていて、 慣れて居ないとまっすぐ飛ばすのも苦労したようです。 >そういう零戦信奉者(仮に初対面だったとしても)にはどう対応すれば良いのでしょうか? 別に糺す必要はありませんので、 深い話はしない、反論しない。
- meido2010
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ゼロ戦ねぇ、その当時の海軍にはゼロ戦無敵論が渦巻いていて 格闘戦になれば絶対負けない。というある意味神格化の域に達して いたような雰囲気だったようです。 しかし、ゼロ戦と言えど後方から撃たれれば落とされますし、格闘 戦にしても相手が急降下すれば追いつけません。 それに、どんなに優れた運動性を持ったゼロ戦でもパイロットの技量 が及ばなくては宝の持ち腐れですね。 格闘戦で優れていたのは21型です。52型はエンジン出力を上げただ けで逆に格闘戦に持ち込むことはあまりありませんでした。 なぜなら、アメリカのP-51ムスタングには追い付けないし、当たら ない(機銃弾)の悪循環で結局、特攻機に回されることが多かった。 特攻機としては沖縄戦での空母バンカーヒル大破の実績がありますが あまり良いものではありませんね。
- ithi
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myselfout さん、こんばんは。 零戦信奉者は一方的に良いところだけをみて悪い所は無視をし、日本には零戦しかないと言わんばかりに褒め称えてますが、そういう零戦信奉者(仮に初対面だったとしても)にはどう対応すれば良いのでしょうか? 強風という水上機から発展した局地防空戦闘機紫電、紫電改のことを言えばいいと思います。 17試艦上戦闘機烈風なんてないのと同じですからね。 烈風 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%83%88%E9%A2%A8 紫電改 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E9%9B%BB%E6%94%B9
- teppou
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零戦の派生形と書かれていますが、水上戦闘機型などを除くとマイナーチェンジをしたのです。 エンジンを出力向上型にかえたり、主翼の先端形状を変えたりした程度です。 数え方にもよりますが、大きくは四回の変更だと思います。 >軽量化を計りすぎて、急降下すら出来ないこの零戦の派生型ら ということはなかったと思います。 零戦はもともと、極度の軽量化がなされており、降下速度の制限がありました。途中から制限ができたというわけではありません。 零戦以後に開発された国産機や米国機には、降下速度無制限の機種も珍しくなくなりましたので、零戦は見劣りするようになりました。 >撃墜される為の戦闘機と成り果てましたが 航空戦ではわずかの性能差が、決定的な戦闘能力の差なることも多いのですが、同等戦力同士の、ある程度の集団戦になると、それなりに活躍もできたようです。戦争末期になると、だだ落とされるために出撃すると言うような状況になったようですが。 零戦が多数撃墜されるようになったのは、航空機の性能差もさることながら、海軍の作戦にかかわる立場の人々に航空戦の知識が乏しく、そもそも無謀な条件の戦闘を強いたため、ベテランパイロットが大きく減少したと言うことがあったのに、補充の航空兵の養成に力を入れず、中途半端な能力の航空兵を戦場に送りだした、ということが大きいと思います。 航空兵は、陸兵と違い経験が少なくともそれなりに戦える、などということは全くありません。 軍といえど、上層部はしょせん官僚であり、実際の戦場の状況の研究などということはおろそかにされたようです。 現在とあまり違いはないということですね。
- ithi
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myselfout さん、こんばんは。 いいえ、昭和12年初飛行してから、昭和15年に制式化されますが、試作機として日中戦争中から5.6年間は無敵で入れたのですが、17年の後半から各当選を避け、急降下から一撃離脱。18年からヘルキャットをアメリカが出してきてからはさらに性能の差が出てくるようになりました。派生型波及効果ができるもの。エンジン強化型、などがありますが、あまり効果は上がっていなかったものと考えます。もう16年には新しい機体が出ていなかったことが問題視されています。 ゼロ戦 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%BC%8F%E8%89%A6%E4%B8%8A%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F
補足
零戦信奉者は一方的に良いところだけをみて悪い所は無視をし、日本には零戦しかないと言わんばかりに褒め称えてますが、そういう零戦信奉者(仮に初対面だったとしても)にはどう対応すれば良いのでしょうか?