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戦時中、日本軍の飛行機の操縦法の名称は?

先日、たまたまプロペラの飛行機が飛んでいるのを見ました。 「日本軍が得意とした操縦法」で「敵からの射撃を避ける為」の操縦法 の名称を教えて下さい。 子供の頃に戦争の話のなかで読み聞きしたはずなのですが、思い出せません。 「落ち葉落とし」とか「木の葉落とし」とか、そんなかんじだったかと思うのですが。。。 【特徴】 ・垂直に近い急降下 ・落ち葉がヒラヒラと落ちるような不規則な動き 気になって仕方がありません。 色々と自分なりに検索してみたのですが、分かりません。 ご存知の方、お助け下さいませm(_ _)m

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  • ベストアンサー
  • ykrn
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回答No.1

確かに「木の葉落とし」は、戦闘機のマニューバ(航空機の機動、動き方)のひとつで、大日本帝国海軍の主力戦闘機である零式艦上戦闘機(零戦)が得意とした戦法と言われています。 90度バンクに近い状態からのラダー操作で縦滑りを発生させ、背後の敵機の射撃軸線から離脱するとともに急降下によって速度を稼ぐ。 この際に木の葉がひらひらと靡くような様であるから「木の葉落とし」と呼ばれました。 その後は稼いだ速度を生かし、反転上昇して敵機を逆襲、あるいはそのまま離脱します。 敵側からすれば、突如機体が消えたと思ったら下(又は背後)から攻撃を受けていたと言う恐るべき体験だったと言われています。 この「木の葉落とし」マニューバについては、実在の有無が取り沙汰されてもいますが、日本の撃墜王であった故・坂井三郎氏の著書の中にも紹介されています。 一部のフライトシム系ゲームでも(ラダー操作可能が前提で、機体の運動性能にもよりますが)再現は可能であり、時として有効な戦術となっています。

porca
質問者

お礼

「木の葉落とし」> で、合っていたんですね(^^)スッキリしました! 反転上昇して敵機を逆襲> 離脱だけでなく攻撃へ転じることもあったんですね!勉強になります ありがとうございましたm(_ _)m

その他の回答 (1)

  • k16399638
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回答No.2

日本陸海軍に、そのような戦術の公式記述はありません。おっしゃる「木の葉落とし」も、坂井氏の記述にでてくるだけで、それが戦後の戦記マンガブームで××技、とかいう記述が横溢するきっかけになっています。 垂直バンクに近い状態からの方向舵操作で縦滑りを発生させ、背後の敵機の射撃軸線から離脱するとともに急降下によって速度を稼ぎ、この際に木の葉がひらひらと靡くような様であるから「木の葉落とし」と呼ばれたそうです。その後は稼いだ速度を生かし、反転上昇して敵機を逆襲、あるいはそのまま離脱するわけです。これはフライトシミュレーターで、ある程度どこの国の戦闘機でも再現できます(まず離脱ですが)。ただ、あくまでも坂井氏の本にあることで、みんながやっていたわけではありません。 零戦に限って言えば、プロペラの回転トルクを利用し左に旋回し降下する、というのは一般的に有効な戦術として、知れていました。また、戦争末期に紫電改に乗っていた武藤大尉は「新米は急上昇と急降下していれば死なない」という言葉を残しており、実際急降下は必勝ならぬ「必生」戦法として有効です。 もっとも、このような事は今になって文献から知れることなのであり、当時はそれこそ口伝てや、ウワサに近いレベルでしか日本では生かされませんでした。 逆に、昭和17年に不時着したほぼ完全な零戦を入手した米軍は、徹底的に分析をおこない、サッチ・ウェーブといわれる2機一組の戦術を考案し、それを具体的に映画にして、各部隊に徹底し、またゼロと一対一ではやるな、ゼロの左旋回についていくな、と教育しました。この教育の効果がガダルカナルの消耗戦あたりから生きてくるわけです。 戦争した相手が悪かったですね。

porca
質問者

お礼

木の葉落としについての公式記述がないことが、余計に伝説化を助長させているのかもしれませんね フライトシュミレーターはやったことがないので、よく分かりませんが、実際、プロペラ機が1機だけでひらひら急降下&急上昇するのを繰り返していたのは見ました。シンプルにかっこいいと思いました。 k16399638さんの仰るとおり、敵に対する分析と自国戦闘員への教育は、確かに劣っていたのでしょうね。 この度は、ありがとうございましたm(_ _)m