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青天の霹靂

イメージがイマイチはっきりとしません。 単に青空に雷鳴が響くだけ(雲なし雨なし)と捉えるべきか、霹靂は前兆で、それに続いて悪天候になるという意味なのか、判断に迷っています。また、それらとは違う意味があるのかとも考えます。ご意見をお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

『思ってもみないことが、突如として起きた!』という意味です。 青空とか天候の異変のような自然現象を意味する言葉ではありません。 字句の上では、「晴天の青空なのに、前兆もなく突如として雨・嵐のとき起きるような雷が轟く」、という現象を現しています。 本意は、天候ではなく人や事が急変する事態を、強く表わそうとした表現です。        

noname#226810
質問者

お礼

ありがとうございます。 私がこの言葉を最初に目にしたのは、自由民主党が雨や嵐に泣いていた当時のことです。どこを見渡しても「青天」の欠片もなく、結党以来最大の危機に直面する同党の副総裁、椎名悦三郎は、党史に残る裁定文を読み上げました。これに対し党内小派閥の領袖だった三木武夫は、「青天の霹靂だ」と感想を語りました。それが何か変だなあと思いまして・・・。 でも、私も質問投稿後勝手に調べまして、あの故事成語には龍の存在が不可欠だと判明しました。 正に久しく蟄(かく)るる龍の如く 青天に霹靂を飛ばす 三木は「雌伏する龍」を自認していた。そして「自民党をぶっ壊す」覚悟も、その時はまだあった。そこで「神に祈る気持ちで考え抜いた」との椎名裁定が読み上げられると、それを合図に伏龍は天に昇り、雷神となって青天に霹靂をとばし、その結果前任の田中角栄は、逮捕・起訴の憂目に遭います。三木が脳裏に描いた「青天」とは、彼が何より嫌った金権政治の天下だったのかもしれません。

その他の回答 (3)

回答No.4

#3です。 読みが深い解釈に感服しました。 三木武夫が発声した青天の霹靂に「龍」を持ってくると疑問が解消する、と言うのはなるほど穿 (うが)った解釈と感じ入ります。 だが、三木武夫は別の感銘だったのではないかと私は思のです。 三木武夫が感じたのは、[晴天] や [龍] の仮想空間的バーチャルな環境ではなく、[泥沼] に [鶴] がうごめくような現実の世界で、我が身に起きた状況を強く感じた「突如」という驚愕が、青天霹靂という言葉になったのではないでしょうか。 今のご時世も、安倍晋三個人の独裁と圧政を感じる状況を、天空や神話のような仮想の背景になぞらえるのでなく、現実の事・象をまともに見る態度が大事だと思います。    

noname#226810
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり純粋に驚きを表す言葉と考えるべきなんでしょうかね。 ちなみに日本の政治史において「独裁者」と呼ぶに相応しい人がいたかは興味深いテーマですが、本質問とは無関係です。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

 ああ、びっくりした。  (青い空から、予想もしない雷が)藪から棒、寝耳に水、の類だと思います。 ですから青空に雷鳴が響くだけでも、悪天候が続くでもないと思います。

noname#226810
質問者

お礼

> ですから青空に雷鳴が響くだけでも、悪天候が続くでもないと思います。 何事もなければ驚く理由もなさそうですね。 ありがとうございました。

  • maiko0333
  • ベストアンサー率19% (839/4401)
回答No.1

普通は入道雲ができて黒い雲が出てきて空が暗くなり、 誰もが来るなというタイミングで雷がなります。 ではなくて、 真っ青な空なのにいきなり雷がなり、びっくりしたということです。 その後の天気は言っていません。

noname#226810
質問者

お礼

ありがとうございます。 意味するところは単に青天と霹靂の関係のみ。その場合、通常はありえない気象現象ですから、非常に珍しい出来事や人知の及ばぬ不思議な出来事を表現する言葉と言えそうですね。

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