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無限遠点について

リーマン球面の話しをするときなどに、かならず無限遠点を議論しますが、なぜ無限遠点を考える必要があるのですか??

質問者が選んだベストアンサー

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  • ranx
  • ベストアンサー率24% (357/1463)
回答No.2

「必要」はないかもしれません。 ただ、無限遠点を考えることにより、リーマン球面上の点と複素数平面上の点を1対1に 対応づけることができ、例外を考えることなく、全体を統一的に理解できるようになる ということだと思います。

その他の回答 (2)

  • adinat
  • ベストアンサー率64% (269/414)
回答No.3

純粋に位相空間論の話をしてみることにします。 一般にR^2or複素平面はコンパクトではないです。 つまり有界な閉集合にはなっていない。 そこで一点コンパクト化ということをするのです。 一点コンパクト化というのは、R^2のどこにもないような 一点{∞}を無理やりR^2に加えて、それでR^2∪{∞} をコンパクトにする位相を入れる、ということをやります。 ∞の近くの近傍とは、R^2のコンパクト集合の補集合 というように定義します。これを直感的にいうと、 ∞の近くというのは、原点からずいぶんと遠いところ、 といった感じです。つまり無限遠点というわけです。 こうして抽象的に作った位相空間R^2∪{∞}なんですが、 これはリーマン球面と位相同型(1対1)になります。 もちろん立体射影を考えると、北極と無限遠点が対応する というのは理解しやすいとは思いますが。

gacchan6
質問者

お礼

みなさん、参考になる回答ありがとうございました。 僕も理系の学生なのですが、古典解析はどうも苦手で。。。

回答No.1

球面の1点(北極点)が欠けてしまうからでは? その点を無限遠点に対応させるのでしょう? (そういう印象です)

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