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「反対の一致」について

ニコラウス・クザーヌスの提唱する「反対の一致」を、別の学問の概念に置き換えて、説明してください。別の学問とは、例えば物理学でも良いですし、文化人類学でも良いです。回答者さんの得意分野ならば、なんでも構いません。 〈難しい質問で、かつセンスを要求する質問であることは承知しております。みなさんの知恵と知識に期待して、回答を待ちます〉

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

こんにちは^ ^ 南極点を囲む輪ゴムは、同時に北極点をも囲んでいる。囲まれた南極点側の領域と北極点側の領域は互いに反対である。反対領域そのものは一致しないが、視点を変えて領域を区分する境界に目を移すと一致するものが見える。さらに境界である輪ゴムを取り去れば、反対領域は解消し一体となる。

kanaragi
質問者

お礼

回答ありがとうございました! このような答えを待っておりました! なるほど、とても腑に落ちる話ですね。助かります!

その他の回答 (2)

  • sunabo
  • ベストアンサー率35% (24/67)
回答No.3

ものが三つあるんじゃない?敵の敵は味方。さて、適当に読んで確かめてみることにする。

参考URL:
https://www.amazon.co.jp/dp/4256190201
  • koosaka
  • ベストアンサー率43% (78/179)
回答No.1

別に「難しい質問で、センスを要求する質問である」とは思いません。 古代ギリシャから、「反対は一致する」と言われてきました。 たとえば、アリストテレスは思考と存在は反対だけど、真理とは「思考と存在の一致」と言っていますし、ヘーゲルは「大論理学」で、有と無は反対だけど弁証法で一致し、生成になると言っていましたし、また同じヘーゲルは「精神現象学」の主人と奴隷の弁証法で、主人と奴隷は互いに対立するけど、主人は奴隷になり、奴隷は主人になり、相互承認に至り、一致すると言っています。 だから、難しい質問でも、センスを要求する質問ではなく、哲学では普通にいわれてきたことです。 問題はそれが正しいか、ということですが、弁証法は帰納法の一種で、個別的なものの反対から、一致に至り、個別的な対立から一般的なものを導く方法ですから、近世で言えば、ドイツや日本のような後進国の思想で、「同一性」の思想ですが、先進国だったら「反対の一致」なんて言ってはならず、「反対は一致せず」と言わねばなりません。 事実、先進国である英仏は「差異性」の哲学で、個性を尊重し、互いの個性を認めて、「反対は一致せず」という考えです。

kanaragi
質問者

お礼

回答をありがとうございました。

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