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学問と言語
学問を専門的に学ぶには、その分野の原文購読なんかのために、それぞれに合った言語を学んでる方がいいと聞きました。 例えば、哲学関係ならドイツ語をよく使うらしいです。 その他の学問でも「原文を読めるくらいの力は必要だ」という言語はあると思うのですが、よく知りません。 大学に行って学びたいことの候補がいくつかあがっているのですが、それらと学んでおいた方が良い言語の関係を知りたいのです。 以下の学問について最も関連が深いと思われる言語を教えてください。 ・哲学(一応書いておきます) ・宗教学 ・心理学 ・社会学 ・文化人類学 よろしくお願いします。
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あたくしはインテリでないので分かりませんが、現代では英語はまず便利でしょう。 和訳もかなりでているでしょうが、和訳が無い場合、英訳ならある、ということも多いです。 あとはやはりフランス語、ドイツ語なのかな。 他に、ラテン語、ギリシャ語など。 http://www.athenee.jp/gl_index.html その分野の著名人が多い出身国の言葉が、その分野に強い、と考えてみるのはどうでしょう?? その人たちが書いたのが「原文」ですし、発祥の地の言語が用語として使われやすそう。 原語を少し知っていればそのニュアンスや意味をよりよく理解できて良いという程度のことなのかも・・・ 専門家になるなら別ですが。 ラインナップが素人らしく滅茶苦茶ですが(とほほ)、たとえば、 ニーチェ、ヘーゲル→ドイツ語 フロイト、ユング、アドラー→ドイツ語 ラカン→フランス語 レヴィ=ストロース→フランス語 でも心理学や精神分析なんかはヨーロッパで生まれてアメリカで盛んになったようなところがありますから、英語も使うんでしょう。 確かにサンスクリット語とかも、、 お釈迦様関係なら、パーリ語。 なんて、そこまで必要かどうか分かりませんが。
私が思うに、もし、あなたが挙げられたうちの何れかの分野を専門的に深く学び研究されるのなら、英語、ドイツ語、フランス語ぐらいは、辞書をたまに繰るくらいで読める必要があるでしょう。 哲学と言っても ドイツ哲学をおやりになるなら、それこそドイツ文学専攻ぐらいの読解力を要するかも知れませんね。ただし、大學院で学ばれる場合でしょう。専門書の”日本語訳”も結構出ておりますので、さらっとやる程度なら、そんなには~。 宗教学でヨーロッパ物の古いものをおやりになるなら、ラテン語も必要になると思います。インド哲学でしたらサンスクリット語も。 心理学: 教養で取った講義担当は”夜の霧”(旧版)を翻訳された先生でした。ドイツで勉強された方ですから、相当のドイツ語読解力を持っておられたようです。 いずれにしても、上記の英独仏3ヶ国語は必要でしょうね。
- ANASTASIAK
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それらをやるのであれば、ドイツ語よりもむしろフランス語を 原書で読めるようにすべきです。 文化人類学をはじめ、ロシア語系の哲学・思想およびフォルマ リズムなどはフランス語に翻訳されやすい傾向があります。 ま、いずれにしてもそれらをやるには、英独仏は普通に辞書で 読めるくらいの教養が必要です。また、実存主義は原書で読む方 がわかりやすいというのはよく言われることです。
いや、日本語でだって相当専門的な文献は読めますよ。それで、日本語で限界を感じるのなら、英語が分かれば更に幅は広がります。そして、英語でも歯痒さを感じるのなら、フランスなりドイツ語が必要になって来るという感じでしょうか。 哲学は、ドイツの哲学が日本に浸透しましたが、フランスの哲学は逆に邦訳されていないものが多いだけに意義はあると思います。英語圏ではあまり強くない分野というか、プラグマティズム思想がメインになりますね。宗教学も全体的ではなく、さらに細かい範囲では英語よりもフランス語やドイツ語の得意領域もあります。