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将来の方向性(大学生です)
僕は工学部の化学系学科の大学一回生です。 最近将来の自分の方向性について,とても考えるようになりました。 今考えているのは「医療の分野の研究(新薬,新療法)」を大きなイメージとして捉えています。 高校の頃に生物で学んだ生体内のメカニズムが面白いと思えたのがキッカケです。 でも,それが本当に自分に合っているのか分からないんです。 なぜなら,興味はあっても得意ではないんじゃないか…と思うからです。 学科は化学と銘打っていますが「機能分子」という学科名で,分子について物理・化学の両面から迫っていく学問・研究室です。 自分としては,化学より物理の方が得意だし,授業にも付いていける。テストも理解できていて点も取れるんです。 勉強事は何でもそうですが,人より理解がしやすい科目の方が勉強していて楽しいです。大学の勉強に対応できている優越感です。 それに対して有機化学は自分の将来に絶対関係してくると思うのに,すごい勉強して点が取れない自分。。 色々書きましたが質問です。 「興味がある分野」か「得意な分野」のどちらを将来の方向にもっていくべきでしょうか? 好奇心は前者だけど,学問として好きなのは後者です。 まだ一回生とはいうものの,そういうことも考えてやっていきたいんです。 ご意見お願いします。
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私はデザイン関連の仕事をしています。一口にデザインと言っても、多種多様な分野に分かれています。たまたま、私の分野であるグラフィックデザイン(最終的には印刷されるモノ、例えば新聞の広告やポスター、パンフレット等のデザイン)でも、実に様々な種類や業種があります。あなたの分野でもある医療関連、住宅・不動産関連、ファッション関連、食品関連、レジャー関連もあれば競馬などのギャンブル関連にいたるまで、本当に様々です。私も若い頃は実際にその中で、どのジャンルが一番自分に向いているのか?というよな疑問を持っていました。そこで考えついたのは、とりあえずあらゆる分野の仕事を「一度なりとも経験してしまおう」と言うことに辿り着き、実は会社務めとは別に、ただ働きでも良いので、ブティックの店員さんをやらせてもらったりして勉強してましたね。もちろん会社でも「私は飽き性なので、できるだけバラバラな種類の仕事をやらせてください!などと自分を偽ってまでやっていましたね」。ただ一度体験した業種に関しては、飛びかっている様々な情報を見逃したり、聞き逃したりしなくなりました。それがキャリアを重ねるうちに、どんどん自分の栄養というか基礎になっていきました。若いうちは浅くても良いから、とにかく門戸を広くしておきたい一心でしたね。10年ほど過ぎた頃でしょうか?仕事に対する好き嫌いというか、得意不得意みたいな部分が見えてきたのは…!!それを機に、得意分野に関してはNo.1を目指し、まあ、そうでもない分野は、とりあえずはいつでも平均点が取れるレベルくらいにはなっておこうと思いましたね。単なる欲張りな性格かな?とは思いつつも、どんな内様の仕事に遭遇しても「なんとかなるだろう」と自信めいたものはあります。あなたの疑問「興味がある分野」か「得意な分野」のどちらを将来の方向に持っていくべきか。については、まだ結論をだすのはもったいない気がしますね。とりあえずは、その両方から目を背 けることなくやっていった方がベストじゃないでしょうか。それとも両方ともを「得意分野」にしてしまえば、かなり強い人になれますよ。まだ、時間はたくさんありそうですし、頑張ってみてはどうでしょう。
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- c80s3xxx
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どうでしょうかねえ. 私は,いちおう応用化学系の分野で学位を取り,いちおう研究者の端くれとして給料をもらっています.今の仕事はそのころからの関連のことももちろんやってますが,なぜか生体高分子とか,さまざまな分析化学的なこと,あるいは化学というより応用物理になるようなことまで,手がけざるを得なくなってやっています.生体高分子関連は,学部の時に生化学系をけっこうまじめに勉強した (しかし専門にする気はさらさらなし) ことが基礎になって,わりとスムーズに入っていけました.学部時代の勉強では一番得意だった有機化学は,卒研でさえ選びませんでした (合成の研究室の教授に首を捻られました).ついでに,子どもの頃から電気少年だったので,大学で化学系を選んだときは,みんなに不思議がられました (この電気好きで習い覚えたことは,じつは大変仕事でも役立っています). しかし,そういうことで給料をもらいながら,ほんとうに自分がやりたいことは何だったかというと,じつはとくにないんですよ.研究的なことをやってれば満足であって,分野なんてじつは何でもいいんです,私は.さらにいえば,今一番の関心事は研究でも何でもなくて,子どもの成長と自分の楽器の腕前の向上です. 自分の得意なこと,できること,と,やりたいこと,好きなことが食い違ってるなんてのは,珍しくも何ともありません.本当に好きなことは趣味にしておいて,次善のもので飯を食った方が人生楽しいという人もいます.この辺は,そのまま受け入れていいかどうかわかりませんし,人それぞれの価値観というやつでしょう. 視野と基礎知識はやはり広く持っている方がいいのは確かです.物理は得意だけど,有機系の仕事がしたいというのは,それでいいじゃないですか.今の段階でどっちかにしぼる必要もないし,最終的にどっちを選んだにしても仕事の上でも直接間接に役立つことはあるはずですけどね.自分の経験でも雑学や聞きかじりレベルでもヒントになることは多いし,ちょっとしたことをきっかけにできるかどうかも間口の広さとか,そういうのがないと素通りしてしまいますね.
お礼
回答ありがとうございます! とても参考になりました。視野と基礎知識というものに関しては結構やれていると思います。 幸い記憶力には自信ありです。 他の方の回答からもあったんですが、今の段階で絞り込むのはもったいないという考え方に行きつきました。
専門と知識とが完全に一致する必要はないのではないでしょうか。 専門は深く「厳密」に修行するものですが、広い知識は決して邪魔にはなりません。わたしも専門は有機化学ですがさらに狭いヘテロ元素の有機化学という特殊な分野が守備範囲です。国際的にも有名な研究者の数は限られます。 その他に教養として群論(専ら点群)や分子軌道(計算ではなく理論)、生物の「系統発生」「分子進化」「生体内情報伝達物質」なども出来るだけ修士クラスの知識を押さえるようにしています。 企業の研究所だけでなく、公立の研究機関や大学でさえ予算獲得や新規分野への乗り遅れ防止のために広い分野にアンテナを張る必要のある時代です。 好きな分野と専門にする分野、知識の深さでレベルは違っても大きく手を広げて良いのではないでしょうか。
お礼
知識の深さは当然まだまだです。 なので、今はおおまかな好き嫌いもありません。 だから、おっしゃる通り、アンテナを広範囲にはりつつ、自分が専門にする分野を選べばいいと思えました。 生物系と化学系は院に行かないと文系就職になるようなので、院にはできれば進みたいと思っています。 回答ありがとうございます!
- 8823kin
- ベストアンサー率32% (109/337)
8823kinです。再び登場してしまいますが、決して異分野の勉強をしたほうが良いと言うわけではありません。例え方が間違っていたのかな?こういうと分かりやすいかも知れませんが、陸上で言うなら10種競技の選手を目指しているとします。つまり、その中で、「棒高跳び」と「槍投げ」が得意な選手とします。その2つで高い得点を取れるものの、あとの8種目ではそこそこの成績しか残せない場合、10種競技をあきらめて「棒高跳び」とか「槍投げ」専門の選手を目指すのか、それとも、10種競技にこだわるのなら、あとの8種目のレベルを上げる努力をする方を選択していくのか。という事なんです。「もったいない」と思えたのは、まだどちらにも可能性がありそうだからです。まだ、見極められるまでの勉強はしてないと思っていますから、あまり速い結論づけは「もったいない」と思えるからです。私の事で言えば、例えば、住宅関連と食品関連の2つしか出来ないデザイナーでありたくないと思っているわけです。陸上で言うなら10種競技の選手になりたいわけです。いろいろな業種に対して勉強してきたのは、どんな業種の仕事が発生した時にも「ノー」とは言いたくないからです。もちろん得意分野(武器となる物)も持っているつもりです。教師に例えるなら高校教師のように「理科専門」の教師を目指すのか、小学校の教師のように「国語&社会」を教えられる教師を目指すのか、ということです。なんか、長くなってしまいましたね。ただ、色々な可能性に早めに蓋をしない方が良いと思っているだけですが。
お礼
再度回答ありがとうございます! 陸上競技はかれこれ7年やっていますので、例えは分かりやすかったです。 確かにまだ専門として絞り込むには早すぎました。そう感じ始めました。 でも大学のこの1年はとても早く感じたし、勉強も人生で一番やっているのが今なんです。 だから、なにかしら意義を見出したかったのもあります。 難しいですね…
1回生から自分の将来を考えられてるのは良いことだと思います。 興味がある分野か、得意な分野というのは難しい問題ですが、 現実社会で何が求められているかというはやはり成果です。 いくら興味があって努力しても成果が上がらなければ、 会社や組織としてはその人を評価できないわけです。 社会では実績をあげてまず認められることが必要です。 認められれば興味のあることにチャレンジする機会も与えられる と思います。 ちなみに研究職というのは、会社では一生の仕事にするのは 難しいので(研究所の重要なポストにつく人以外は徐々に 他部署へ移動になります)、もしずっと研究がしたければ 教授をめざすということになりますが、大学に残るのは 相当厳しい道です。
お礼
そうですね。 力がないと認めてもらえませんよね… ずっと研究がしたいというのは分かりませんが、大学の教授になりたいとは思えません。。 なぜか教授という人たちは、ちまたの社会を知らない人というイメージがあって… 難しいですが、考えてみます。回答ありがとうございます。
- luhtnkfab
- ベストアンサー率26% (21/79)
就職前や研究室選びの段階なら興味がある分野。 将来的に研究職で働くことを考えたら、 興味がないと研究できません。 しかし、在学期間中にも興味が変化するかもしれません。 とりあえず、有機、無機、物化、分析などにこだわらず、 基礎をつけて、それでも今興味のある分野が変わらなければ、 その方向に進むべきだと思います。
お礼
早々の回答ありがとうございます。 やはり興味がある方に行くべきなんですね。 今は基礎ばかりですが,結構自分で勉強している(授業では分からない科目)ので,意義みたいなものを見出したいんです。。
お礼
実体験も聞かせていただきありがとうございます! いろんな分野を経験するのは,物の見定めがつくし良い経験だとは思いますが, 理系なら一度踏み入った分野から畑違いの分野に飛び込むのはキツイんじゃないかって思います。。 でも,「まだ結論をだすのはもったいない気がする」というご意見には納得させられました。 夢は持ちつつも,どこへでも転べるように下積みするのが良いということですね。 回答ありがとうございます!