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違憲確認訴訟

違憲確認訴訟 って、憲法違反かどうかを確認する訴訟のことですか?

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  • fujic-1990
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回答No.1

 はい。「憲法違反かどうかを確認する訴訟のこと」です。  でも、日本には「憲法裁判所」がないので「違憲確認訴訟」というのはありません。  憲法裁判所とは、なにかの法律や命令などが憲法に適合しているかどうかを、(具体的な紛争とは無関係に)判断する裁判所のことです。  憲法裁判所では「この法律は違憲ではないか」と思ったら、誰でも裁判をおこせます。そして「違憲で、無効だ」という判決が出れば「この法律は無効」になります。  憲法裁判所はドイツなどにありますし、韓国にもあったと思います。  それに対して日本の裁判所は、訴えるためには「具体的な紛争」が必要です。「この法律は違憲ではないか」と思っただけでは、裁判をおこせません。  例えば、警察から「○○法により罰金10万円を払え」と言い渡された場合に、取られる側Aが「払いたくない」と思ったら紛争がおきていることになるので、そうなったらAは訴訟を起こして「○○法は違憲である」と主張できることになります。  裁判所が「○○法は違憲だ」という判決を出しても、○○法は無効にはなりません。Aとのその紛争を解決する時だけ、○○法は無効とされます。  なので、A事件の裁判官は「違憲だ。罰金ははらわなくていい」と判決し、B事件の裁判官は「合憲である。罰金を払え」と言う、というような食い違いも起きます。

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