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IS-LM曲線について
経済が苦手です。イメージが湧きません。御教授下さいますよう、お願い申し上げます。 IS曲線について 財政政策によって、右又は、左へシフトします。 LM曲線について 金融政策によって、右又は、左へシフトします。 金融政策によって、右下又は、左上へシフトします。 質問1 IS曲線は、右上又は、左下へシフトすることはないのでしょうか 質問2 IS曲線、LM曲線について、それぞれのシフトの形が下記の通りにある場合、 それぞれの違いがよくわかりません。 右へシフト 左へシフト 右上へシフト 左下へシフト 右下へシフト 左上へシフト 宜しくお願い致します。
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IS曲線は、利子率rを縦軸に、所得Yを横軸にとると、右下がりの曲線になる。ここまではよいでしょうか?図を実際に描いてください。 ・財政政策、たとえば、政府支出Gを増やすとどうなるか考えてみる。任意のrに対してIS曲線上の、そのrに対応するYは、新しいISのもとでより大きな値をとることがわかるでしょう(乗数効果)。別のrをとっても、Gが増えると、同じrの値にたいしてより大きなYの値をとることがわかるでしょう。このように、より大きなGに対するIS曲線は元のIS曲線にたいして右側に位置することになります。ここまでよいでしょうか?実際に新しいIS曲線と元のIS曲線のグラフ描いて眺めてください。新しいISは元のISにたいして右側にあるので、Gの上昇はISは右にシフトさせる、というのです。もう一度2つのグラフを眺めてください。新しいISは元のISより上方にあることがわかるでしょう。ですから、Gの増加はISを上へシフトさせるともいいます。なぜなら、同じYの値にたいしてIS上のrは新しいISのもとでより高い値をとるからです。まとめると、 Gの増加はISを右に(あるいは同じことだが上方へ)シフトさせるというのです。逆に、Gが減少すると、ISは左に(同じことだが下方に)シフトするのです。 ・つぎに、LM曲線を考えてみる。LM曲線は同じくrを縦軸に、Yを横軸にとったとき、右上がりの曲線である。ここまではよいでしょうか?金融政策、たとえば、通貨供給量Mを増やしてみましょう。任意のrをとってください。そのrの値に対してYの値は、新しいLMのもとでは(そのrの値に対する、元のLMのもとでのYの値にくらべて)より大きな値をとっていることがわかるでしょう。今度は別のrをとって固定してください。それに対応するYの値は新しいLMのもとで(もとのLMもとでのYにくらべると)より大きな値をとることがわかるでしょう。 この操作を繰り返して新しいLMを描いてください。新しいLMは元のLMの右側に位置することがわかるでしょう。LM曲線はMの上昇によって右にシフトしたのです。もう一度新しいLMと古いLMを眺めてください。新しいLMは元のLMの下方に位置していることがわかるでしょ。LMはMの上昇があると下方にシフトするともいいます。まとめると、LM曲線はMの増加によって右に(あるいは同じことだが下に)シフトするのです。Mを減少させた場合は逆になり、LM曲線は左に(あるいは上に)シフトすることはいうまでもありません。 ・IS曲線のように右下がりの曲線の場合は右にシフトすると、同時に上方に(つまり上に)シフトすることになる。LM曲線のように右上がりの曲線の場合は、右にシフトすると、同時に下方に(つまり下に)シフトすることになる。このように、曲線が右上がりか、右下がりであるかによって同じ右にシフトしても前者では下方へ、後者では上方へシフトするので、右へシフト、左へシフトという言葉を使うのがよいと考えます。
お礼
御回答ありがとうございます。今、確認させて頂きました。 詳しい説明ありがとうございます。理解出来ました。