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構文
教えて頂きたい英語があります。 They gave the poor woman what little money they had. この文の構文は S→they V→gave O1→the poor woman O2→what以下 ですが、このwhat以下の文構造があまり理解できていません。 OSVの語順になっているのはわかるのですが、特にwhat little moneyがわかりません。 whatは関係代名詞でしょうか?littleは何を修飾しているのでしょうか? よろしくお願いします。
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すでに優れた回答がたくさん出ているので、蛇足に過ぎませんが、 whatのこの使い方自体そんなにでくわすわけでもなく、むしろOK Waveで見ることが多く、またその中では、what, little, money の組み合わせを見かけることが多いように思います。そこでwhat little, what little moneyで調べると、 ・http://eowp.alc.co.jp/search?q=what+little what little で「なけなしの」 ・http://eowp.alc.co.jp/search?q=what+little+money what little money で「なけなしの金」 となっています。すでに前の解答の中で説明されていますが、what も littleも形容詞。でもwhat little自体が慣用句で形容詞になっています。
#1です。どこかで見たような英文だなと思って検索したら、以下のページがお示しの英文によく似たものを扱っていますよ。 http://www.ravco.jp/cat/view.php?cat_id=4480 似た例文の言い換え部分だけ引用すると、 > [S] I [V] gave [O] him [O] what little money I had with me. > = I gave him all the little → money ←< that I had with me >. > (all the little はmoney を前から修飾しています。また money の後ろの that は関係代名詞の目的格になっており、先行詞は money です) > 「私は持っていたわずかではあるがすべてのお金を彼にあげた」 ということです。what節でもlittleが修飾しているのは、もちろんmoneyです。 先の#1でちょっと書き漏らしたのですが、They had little money.だと、「彼ら」の持ち金全部で「少し」のニュアンスがありますが、関係詞節にすると、そのことがあいまいになりがちです。 上記例文では、with meがあるため、関係詞節でも持ち金自体が少しであることがはっきりしています。 (個人的には、all the little moneyよりは、little but all the moneyのほうが的確に言い表せるように思いますが、1語長く、かつ逆接なのは気になりはする。)
- bakansky
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wind-sky-wind さんの回答にあるように、その what は、文法的には関係形容詞と呼ばれるものです (私の場合は wind-sky-wind さんの過去の回答を読んで学んだような気もしますが ・・・)。 私の手持ちの辞書では形容詞の what の項目の中に入っていました。 > They gave the poor woman what little money they had. これは、[They] [gave] [the poor woman] [what little money they had]. という形の文であることは、見ればすぐに分かるはずです。つまり、S +V + O + O という文型ですね。 すると問題は what little money they had という部分。この部分が1個の名詞と同じ立場にあります。 they had は money を修飾しているのが見て取れるでしょう。what little money が名詞として扱われるのなら what little は money を修飾する形容詞のはず。 little を外して what money they had としてみてもいいかも。やはり what が money を修飾しているから、形容詞のような働きをしていることが分かるはず。 その what をたとえば Merriam-Webster の what の項を見ると used to refer to an amount that someone has, uses, etc. と定義されています。「ある人が持っている量、使う量、などに対する言及」 ということです。 つまり、what little money they had = an amount of money they had となります。 そこまで了解した上で元の英文を見ると They gave the poor woman what little money they had. 彼らはその貧しい婦人に、彼らが持っているだけの金を与えた。 というふうに解読できます (というか、普通はそれを一瞬のうちにやってしまうわけでしょうけれど)。
- wind-skywind
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数十年前の私の学生時代からおなじみの英語ですが、 最近はあまりやらないんじゃないかなあ? この関係形容詞の what はこれまでもしばしば質問になっていますが... http://okwave.jp/qa/q9192241.html http://okwave.jp/qa/q8726074.html 書き換えれば They gave the poor woman all the little money (that) they had. what によって、all の響きが出ますが、all ないにしても the なく、little だけだと「ほとんどない」の響きになり、 関係詞で説明できなくなるので、the が自然とつきます。 a little の a は不可算なので「1つ」の意味じゃないですが、 a little が the little に代わるようなもんです。 what を使うと、that はあってはいけませんが、 what を使わない場合は、目的格の that はあってもいいです。 この違いがわからない人が多くて、 what を使いながら目的格の that をかっこつきで説明する人が多いです。 最初に申し上げたように、what は関係代名詞で使うことが圧倒的に多く、 関係形容詞的には whatever を使うと思った方がいいです。 whatever の使い方も難しいですが、そちらの方が大切です。
> They gave the poor woman what little money they had. 「彼らは少ないながらもあるだけのお金を、貧しい女性にあげた。」 (彼らも少ししかお金を持っていなかったけど、全部あげてしまったという意味。) 以下の辞書の記載にある、whatの関係形容詞用法です。 ・プログレッシブ英和中辞典(第4版) what https://kotobank.jp/ejword/what > II ((関係形容詞)) > 3 ((形式))(…する)どんな;…だけの. ▼「少ないながらあるだけの」の意を含むことが多く, 単にthat [those] ... which [who]の意での用法はまれ > I gave what comfort I could to him. 彼にできるかぎりの慰めはしてやった > I have read what books I have. 持っている本はみんな読んだ(▼× ... what book I have. は不可). 疑問文では、What books did you read?(どんな本を読んだのですか?)のように使うのと似ています。 お示しの文にSVOCを付し、主文内にある下位の文構造what節にはダッシュ付きでS'V'O'C'を付すと、以下のようになります。 S(They) V(gave) O1(the poor woman) O2{O'(what little money) S'(they) V'(had)}. what節内を独立した一文にすると、 They had little money. で、このlittle moneyをpoor womanにあげたという英文なら、 They gave the poor woman little money (that/which) they had. 「彼らは持っていたお金を少し、貧しい女性にあげた。」 (※ 彼らの手持ち金額は不明。たくさんある中から少しあげたのかもしれないし、少ない手持ちを全部かもしれない。) となるわけですが、持っていたlittle moneyの中からをどれくらいあげたかを言いたいので(この場合は、全部あげた)、「少ないながらあるだけの」を意味できるwhat節にして、お示しのような英文になっています。
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