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中学受験算数 3つの不定方程式と解き方について
- 中学受験における算数問題でよく出題される「3つの不定方程式」の解き方について説明します。
- 解き方のポイントとしては、まず支払った金額の10の位の数字に着目することです。
- さらに、BとCの値段の合計が5の倍数であることにも着目すると、問題が解ける可能性が高まります。
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こういう問題では、まずすべての数を公約数で割ってなるべく単純な数にしてしまう方が楽です。この場合12で割れますね。Aは一個4円、Bは一個3円、Cは一個2円で、所持金は20円となります。これは中学受験の算数でしばしば使われる手です。 次に、Bは偶数個買うしかないので(奇数個買うと残金も奇数になり、AもCも買えません)、まずBを2個買った場合を考えます。2個で6円、残りは14円ですから、Aを1個買えばCは5個買え、Aを2個買えばCは3個買え、Aを3個買えばCは1個買えます。 同様に、Bを4個買った場合、残りは8円ですからAを1個買えばCは2個買えます。 Bを6個買うと残りは2円ですからAは買えません。 というわけで答えは上記の4通りですね。 中学受験の場合、こういう問題は方程式を書くより(書いてはいけないわけではありませんが)このような解き方の方が生徒に理解してもらいやすいと思いますよ。
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- holydevil
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No1です。 今回の問題は12の倍数であるところに気が付く必要があります。 別に、2の倍数、3の倍数、4の倍数どれでもいいのですが、最も簡単な 式に落とし込むためには、登場する数字の最大公約数を探しましょう。
お礼
ありがとうございます! 着目するところが、だんだんわかってきました!
- 178-tall
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{A, B, C} を {a, b, c} 個づつ買うシナリオ。 48a + 36b + 24c = 240 ↓ 12 で通約 4a + 3b + 2c = 20 ↓ b + 2D = 20 : D = 2a+b+c …(1) (1) の一解、 b=20, D=0 と一般解、 b = 20 - 2k, D = 0 + k (k は任意整数。チェックしてミ) (非零) 自然数の一般解は、 {b, D} = {4, 8} & {2, 9} ↓ {4, 8} → D = 2a+b+c = 8 → 2a+c=4 → {a, c} = {1, 2} {2, 9} → D = 2a+b+c = 9 → 2a+c=7 → {a, c} = {3, 1} & {2, 3} & {1, 5} (解き方は (1) と同様…)
お礼
ご回答ありがとうございます! 参考になりました!
ANo.2の補足です。 3種類とも最低1個ずつは買うと残りは132円になり、この132円でAをa個、Bをb個、Cをc個買うとすると、 48a+36b+24c=132 12(4a+3b+2c)=12*11 4a+3b+2c=11 ANo.2における「4の倍数と3の倍数と2の倍数の和は11(奇数)になるので」とは、この関係が成り立つということです。 そして、4の倍数と2の倍数は必ず偶数になるので、4の倍数と3の倍数と2の倍数の和が11(奇数)になるためには、3の倍数は3(3*1)または9(3*3)でなければなりません。 ・3の倍数が3のとき(Bが1個のとき) 11-3=8=4*2=4*1+2*2=2*4 8=4*2は、Aが2個、Bが1個、Cが0個のときです。 8=4*1+2*2は、Aが1個、Bが1個、Cが2個のときです。 8=2*4は、Aが0個、Bが1個、Cが4個のときです。 これらは、最低1個ずつ買う分を除いた個数になるので、最低1個ずつ買う分を含めると、 (A,B,C)=(3,2,1),(2,2,3),(1,2,5) ・3の倍数が9のとき(Bが3個のとき) 11-9=2=2*1 これは、Aが0個、Bが3個、Cが1個のときで、同様に最低1個ずつ買う分を除いた個数になるので、最低1個ずつ買う分を含めると、 (A,B,C)=(1,4,2)
お礼
ありがとうございます! 理解がすすみました!
A:48=12*4、B:36=12*3、C:24=12*2 3種類とも最低1個ずつは買うので、残りは、240-(48+36+24)=132円 上で示したように、48と36と24の最大公約数は12であるから、この132を12で割ると、 132/12=11 これから、4の倍数と3の倍数と2の倍数の和は11(奇数)になるので、3の倍数は3(3*1)と9(3*3)のときだけになります。 ・3の倍数が3のとき(Bが1個のとき) 11-3=8=4*2=4*1+2*2=2*4 これらは、それぞれ、Aが2個、Aが1個でCが2個、Cが4個のときに対応 さらに、最低1個ずつ買う分を含めると、 (A,B,C)=(3,2,1),(2,2,3),(1,2,5) ・3の倍数が9のとき(Bが3個のとき) 11-9=2=2*1 これは、Cが1個のときに対応 さらに、最低1個ずつ買う分を含めると、 (A,B,C)=(1,4,2)
- holydevil
- ベストアンサー率39% (121/310)
こういう問題は 12*20=12(4X+3Y+2Z) 20=4X+3Y+2Z 簡単な式にして考えてください。 あとはよくある中学入試のパターンで組みあわせを全通り考えるだけです。
補足
ご回答ありがとうございます。 質問の仕方がややこしくなってしまっていました。すみません。 この問題は、「Aが1個18円、Bが1個15円、Cが1個25円。300円の所持金を使い切って3種類とも買うとき、A,B,Cは何個づつか?」という問題の類題となっていると思うのです。こちらの場合は所持金300円を使いきるために5の倍数に着目してAが5の場合、10の場合に分けて他2つの不定方程式で解いていく、というものでした。 今回はどこに着目すれば1つをある程度限定して、他2つの不定方程式に持ち込めるのかが思いつかないのです。 240円を使いきる→2の倍数で?、3の倍数で?、5の倍数で? A48→2の倍数、3の倍数、 B36→2の倍数、3の倍数 C24→2の倍数、3の倍数 …自力でできませんm(_ _)m
お礼
ありがとうございます! とても分かりやすい説明でした! 理解がすすみました!