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日本語教授法の「明日10時」と「明日の10時」
海外で初級日本語を教えています。 外国語としての日本語教授法を(国語ではなく)ご存じの方にお尋ねさせてください。 毎日、毎週、毎月など「毎」がつく名詞の後は助詞の「の」を付けず 「毎日8時に(X 毎日の8時に)」「毎週月曜日に(X 毎週の月曜日に)」となるかと思います。 しかし「明日10時」は「明日の10時」と言うようにも思いますし 「昨日9時」も「昨日の9時」でいいようにも思います。 学習者を迷わすことなく指導するには、ここはどのように説明すればいいでしょうか。 ご教示のほど、どうぞ宜しくお願い致します。
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- myuki1232
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学術的にどう解釈されているかはわかりませんが… 明日10時の「明日」は、「10時」の範囲を限定する(昨日の10時でも今日の10時でもない)ために付くので、限定の「の」が付けられる。 毎日8時の「毎日」は、「8時」の範囲を広げるために付くので、限定の「の」は付けられない。 というのが、日本語母語者としては自然な理解に感じます。
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
文章上では、「主語─述語」「修飾語─被修飾語」といった「文の成分」とは別に、いわばそれらから遊離した形での独立語として、特に文頭において時や数量の範囲を限定する、いわゆる「名詞の副詞的表現」という形式があります。 それが「時の名詞」であり、また「数詞」であって、これらは名詞に属しながらも単独で副詞のように働きます。 もちろん、「副詞語末の「に」」と呼ばれる助詞とともに用いられ「修飾語─被修飾語」の関係に組み込むことを妨げるものではなく、読んで理解する文章上では簡潔さが生きる「名詞の副詞的表現」が好まれる一方で、聞き逃しが生じやすい会話の上では助詞を付けて、聞き手にもはっきり副詞としての範囲限定を行なう場合もあるということです。
お礼
ありがとうございました。
- trytobe
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「2016年5月11日」のことを、英語でも、 「May 11, 2016」とも書けば 「May 11 in 2016」とも書けば 「11th day of May in 2016」とも書くのと同じで、前置詞がなくとも一つの意味(日時)を意味するとして「通用している」から。 「at 5pm on May 11」が、「5月11日午後5時」であり、「5月11日の午後5時」とも書けるし、 「at 5 pm tomorrow」が、「明日午後5時」であり、「明日の午後5時」とも書けるのは、 英語も日本語も自然言語としてある程度のバリエーションがあるとともに、英語でも日本語でも似たような省き方が広まるのがわかりやすい例です。
お礼
ありがとうございました。
- Nebusoku3
- ベストアンサー率38% (1479/3858)
>しかし「明日10時」は「明日の10時」と言うようにも思いますし、「昨日9時」も「昨日の9時」でいいようにも思います。 その場合、「明日10時」は 「明日、10時」 となり、「明日の10時」 と同格にします。 「昨日9時」も 「昨日、9時」 とし、 「昨日の9時」 と同じ意味にします。 要するに、句読点 (句点は「。」、読点は「、」) を有効に使うのが日本語ですね。 読み方は 句読点 ⇒ くとうてん ご存知と思いますが、念のために記します。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。