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魂についてです。

宜しくお願いします。キリスト教の概念の中で『魂』とはどのような考え方(概念)になりますか?教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • koosaka
  • ベストアンサー率43% (78/179)
回答No.3

「魂・プシュケー」とはもともと「息」とか「呼吸」という意味で、人間が死ぬと魂が幽体離脱して、天に上昇し、そこで永遠に生きる、と古代ギリシャなどでは、信じられていました。 そしてプラトンは師のソクラテスが死んだとき、それを悼んで、対話編「パイドン」で、ソクラテスは死しても、魂は永遠不滅で、死なないと言いました。 そう言いたい気持ちは良く分かります。 巨人軍の長嶋も、退団するときに「巨人軍は永遠不滅です」と言いましたから。 人間が死ぬと、鼻とか、耳とか、お尻の穴とか、口とか、ガスが出ますが、それを指して「魂」と言ったんですね? だから魂と言ったら、その正体はただのガスです。 アリストテレスに「魂について、プシュケー論」というのがありましたが、現実態に対する可能態、それが魂だと言っています。 たとえば、植物でいえば、種が可能態、その種が成長して、花をつけ、実が実ればそれが現実態。 だから魂は身体と不可分離と考えられたけど、17世紀にデカルトが、心と身体を分離してからは、魂という言葉は使われなくなり、代わって、心という言葉が使われるようになりました。 そしてデカルトはその心を実体といったわけですが、19世紀にカントが「純粋理性批判」の実体論的誤謬推理の批判で、プラトンの魂が不死とする説と、デカルトの心が実体だとする説を徹底的に論破すると、ますます魂という言葉は使われなくなりました。 まあ、使われるとしたら、詩歌くらいなものになりました。 日本も戦前は「大和魂」なんて言って、アメリカの物量を破れるなんて言いましたが、戦争に負けると誰も「大和魂」なんて言う人はいなくなりました。 もはや、魂なんてアナクロニズム以外の何ものでもありません。 「キリスト教の中で、魂という言葉はどのような考え方になりますか?」ですか? たぶん、デカルトが、心と身体を分離するまでは、魂という言葉が使われたのではありませんか? 日本も、アニミズムの世界観が信じられていた時は、魂という言葉が盛んに使われました。 でも、科学的な世界観に取って代わると、誰も魂なんて使われなくなりましたね? あまりキリスト教に詳しくないので、あなたの質問に対する回答でなくて申し訳ありませんが・・・・・

prorroga
質問者

お礼

回答ありがとうございました。大変勉強になりました。

その他の回答 (2)

noname#215080
noname#215080
回答No.2

1問多答の こういったサイトで あなたに伝えたとして 果たして あなたが どの 回答を正解とするのか? 本当の事を書いたとて あなたが それを選ばなきゃ 無意味な回答に なるだけ・・

prorroga
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • akiye2
  • ベストアンサー率27% (160/573)
回答No.1

魂に関してキリスト教内での一致した概念は無い。 宗派ごとの教義で魂は存在するとあるのみ。 ヤーウェやキリストを信ぜよと同類の信仰に過ぎない。

prorroga
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

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