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魂について

哲学では魂はどのように考えられているのか興味があって調べているのですが、 あまりにも漠然としていて何から調べていいのか分からずに困っています。 魂について、何か意見を述べている哲学者の名前や、参考になるホームページ などあれば教えていただきたいのですが。 よろしくお願いします。

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  • A-Tanaka
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回答No.1

こんばんは。 哲学において、魂について考察したのはプラトンでしょう。否定しているのは、アリストテレスです。そのため、プラトンについて調べてみるのが一番早いと思います。そこから、新プラトン主義哲学が生まれています。これが、宗教的政治権力と結びつき、中世の科学的進歩を遅らせたという点を忘れてはなりません。 なお、近代哲学では、魂について考察してるものはありません。

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  • ao-golden
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回答No.3

『教育哲学』を学んでいるものです。 哲学と同じかどうかはわかりませんが、次のような解釈と出会いました。 J・ミラーという人が言っているそうです。 (1)(聖)スピリット:聖なるもののエッセンス。人間を超越。(宗教的神様などかな?) (2)(俗)自我:外的社会や他者との関係で自分を位置づける。(俗的な心でしょうか?) (3)ソウル《=魂》:スピリットと自我をつなぐもの 「魂(ソウル)は自我とスピリットをつなぐものである。」 「魂(ソウル)」の特質は、次のように整理される。 (1)魂は、モノや実体ではなく、生き生きとした力を生み出す源でありプロセスである。 (2)心の深いところから何かをしたいという感情が湧くのは、魂においてである。 (3)魂は、他の魂と結びついていくこと、つまり愛を追い求める。 (4)魂は、愛の光や喜びだけではなく、影や闇や痛みも併せたパラドキシカルな両面を持つ。 上の引用は、吉田敦彦『ブーバー対話論とホリスッテック教育』勁草書房、2007年、P31です。 もとの論文は、 Miller,J.P. 2000 The Education and the Soul,SUNY Press,NY だと思われます。

回答No.2

魂とは心と言い換えることもできると思います。 心と身は分離したものかどうか?については、デカルトが心身二元論を位置づけてから、以後、色々な哲学者が考えています。結局、心と体はそれぞれが実体(別々のもの)として完全に切り分けらないため、魂(心)は体に関係づけられたものであると考えるのが主流です。体から離れた魂と言う実体とその本質を、哲学者は定義できていないようです。 つまり、魂という実体はどうやらなさそうだ…ということ。

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