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電場について
電場とは結局、2つの電荷が異なる電圧(電位差)を持った時に空間上(絶縁体間)に働く力(電気力線)と考えていいんでしょうか?電線の中での電圧なのか、空間(絶縁体)を介しての電圧なのかの違いだけで要は電圧(電位差)に働きかける力のようなものと?吸い込み型、吐き出し型については判ります。
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「坂道と重力」のイメージでお考えになったほうがよいと思います。 つまり、そのエリア(坂道)にくると、重力という「力」を受けて移動させられる(落下)、「仕事」=「エネルギー」が働く、というエリアのことを、「場」と呼んでいるのです。 そして、坂道の高いところでは、その後の落下によって生じる運動エネルギー(重力によってされる仕事)が潜在的にたくわえられているから、「ポテンシャルエネルギー」として「場」の高低差があるのです。重力場ならば「標高」、電場なら「電位」です。 電場の場合は、電荷でないと力を受けませんし、電荷の正負で受ける力の向きが反転する、というだけで、電場という「坂道」があるエリアに電荷が入ると、電磁力による仕事を受けて、運動しはじめる(ポテンシャルエネルギーを失う方向に移動する)のです。
お礼
よく判りました。ありがとうございました。