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電流と電圧についての解説
- 電流と電圧についての解説です。電流は1秒間に流れる自由電子の数を示し、導体と絶縁体の違いについても触れます。電圧は電位差のことで、電位差が0の場合は電流が流れません。鳥が電線で感電しない理由や人が感電する場合についても説明します。
- 鳥が電線で感電しない理由について説明します。鳥は電線と同じ電圧の上に止まっているため、電位差がなく感電しません。また、抵抗の少ない電線を通るため、電流もほぼ流れません。しかし、鳥が2本の電線や地面と電線に触れる場合は電位差が発生し、電流が鳥に流れて感電する可能性があります。
- 人が感電する場合について説明します。電圧は高くても、電流が数ミリA以下であれば死亡することはありません。しかし、20mAを超えると危険が高まります。逆に、電流が高くても電圧が0ボルトであれば電流は流れません。ただし、皮膚が濡れていると電気の抵抗が減り、低い電圧でも体に電流が流れる可能性があります。人は常に帯電しているため、電圧がなくても電流が流れると危険です。
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導体の原子結合は必ずしも弱くない。 金属結晶は強固な結合の一つである。 ただ自由電子が多いため、電界の変化を伝えやすいのが不導体との違いである。 なお、自由電子は言うほど自由に動けるわけではない。 金属結晶構造に妨げられ1秒に2~3ミリほどしか動けない。 光速で伝わるのは電子そのものでなく「電子が動いた」という情報である。 波と水分子の関係に似ている。 電圧イコール電位差ではない。 電圧とは電気を流そうとする圧力である。 その圧力は電位差から生じる。 鳥が感電しないのは電圧というより同じ電位に帯電しているからである。 電圧ゼロは結果であり電位が同じであることが原因である。 鳥に当てはまることは人間にも当てはまる。 アメリカでは高圧線にヘリコプターを接近させて諸作業を行う。 その際電気は遮断せず流したまま作業を行う。 ヘリや機材や器具や人間を高圧電線と同じ電位にして作業を行うため電流は生じない。 もちろん近くの木に触れたりするとたちまち高圧電流が流れる。 なので作業には細心の注意が必要である。
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- ohkawa3
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>電流 1秒間に流れる自由電子の数。 細かいことで恐縮ですが、電流は、1秒間に流れる電荷の量であって、電子の数ではありません。 ここで、電流をアンペア(A)の単位で表す場合は、電荷の量はクーロン(C)を用います。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1508/2538)
ご提示の内容は、難しく考えすぎのように感じます。 感電の程度は、人体に流れる電流にほぼ対応します。 電流が流れにくい状態では、電圧が高くても感電の程度は低くなります。体が水に浸かっているような電気が流れやすい状態では、低い電圧でも重篤な感電事故が起こります。 感電の程度と、人体に流れる電流の関係は、次のように言われています。 1mA ビリっと感じる 5mA 相当痛い 10mA 耐えられないほどビリビリ 20mA 筋肉の硬直、呼吸困難、継続すると死に至る 50mA 短時間でも死に至る可能性 100mA 致命的 静電気による電流は、ごく短時間の現象なので、命にかかわるような事象はよほど特殊な条件でなければ起こらないと思います。