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等電位線について
ガルバノメーターと探査棒で等電位線を求める実験をしたのですが、 「絶縁体周囲の等電位線および電気力線がどうなるのか?」 ということを考えているのですがよくわからなくて困っています。 等電位線と電気力線が直交することではなくて、あくまで、”絶縁体周囲”でどうなっているのか?ということなのですが、 いまいち、自分にはこの法則性みたいなことがつかめません。
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絶縁体は静電気で帯電しますから、帯電していれば、±の電荷があるわけですから、電荷が存在し電位勾配が生じますので、そこから電気力線が出たり、入ったりします。当然、密な等電位面(等電位線は等電位面の断面に過ぎない。紙の上に描けば紙の面が等電位面の切断面となり等電位面は曲線として表示される)が帯電部を中心に電位勾配が発生し密な等電位面が生じ、電界が生じますので電気力線も発生します。 また絶縁体が帯電も分極もしていない(つまり電荷が存在しない)場合は周辺に電荷が存在するような影響を及ぼさないでしょう。電気力線の本数については人が決めたもので、実際にその本数の電気力線が走っているわけでがありません。(+1[C]の電荷から1/ε本の電気力線が出ると決められています。εは誘電率です。また電界Eに直角な単位面積当たりE本の電気力線が通過するとも決められています。) と考えられますが如何でしょうか? プラスチック、ガラスなどを(静電気を)帯電させないようにして、電界(電場)中に置いて電位分布を計測してみてください。 ちなみに、導体の場合は、電気力線の入り側に負の電荷が誘導され、そして反対側の出側に正の電荷が誘導され電気力線が出て行きます。電荷が発生する以上、導体は、電気力線や等電位面に影響を与えます。
お礼
なるほど、そういうことだったんですね! うやむやがすっきりしました!!!