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中国は外需を求め、日本は内需を求めている。
中国は外需を求め、日本は内需を求めている。 どちらの国の政策が正しいのでしょう?
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どっちも間違っちゃいませんよ。置かれている立場が違いますからね。 中国はまだ国民全体の所得が上がっていません。中国人の爆買いはもはや知らぬ者はいないほどですが、日本や外国で爆買いをしている中国人は、中国人の中でも富裕層です。そしてその富裕層は中国製のものより日本製だったりドイツ製だったり海外製品のものを欲しがるのです。昔の日本も外国製品を「舶来品」といって珍重しました。 中国人が中国製品をまだあまり買ってくれなかったり、購買力が低かったりするので、日本やヨーロッパやアメリカのような購買力がある国に買ってもらおうとするのです。 一方の日本は、もはや先進国になったので生産コストもそれなりにかかり、日本製品に割安感はないんですね。「質はいいけど値段も高い」のブランド製品になっているのです。そして平均的に国民の購買力もあるので、日本で買ってもらおうとするのです。 日本で作った製品を日本で売れば、いってみれば日本の中でお金がぐるぐる回るので世間の景気にあまりアレコレ左右されづらくなります。韓国なんかは自国民が買う市場が小さいものですから、通貨が不安定になったりするとそれだけで海外で韓国製品が売れなくなり、そうなってしまうと海外で売れない分を国内で買い支えることができないので国民生活が大打撃を受けてしまうのです。
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- jkpawapuro
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日本は高齢化で年寄りが金を貯め込みそれが回らず景気停滞を招いてるので、そこをどうまわすかが景気対策になるので正しいでしょう。 中国の場合”中進国の罠”にどっぷりはまり込んでます。 安物の生産力が上がりそれで輸出を伸ばし貿易を黒字化し一定の財貨を蓄えました。 ですがこの段階を過ぎると国内での労働単価があがり、世界の工場としての役割は勢いを落とします。 ここからさらに経済を発展させて先進国に入るためには今度は一流品を作り国内の富裕層にそれを売り国内で経済を回転させる段階に入らないといけません。ですが中国にはそういったブランド・商品力がまったく育っていません。本来国内で高級品ブランドの育成をはからないといけない段階なのに、それができないとなると経済の教科書的には間違ってるということになるでしょう。 ですが現実問題もし自分が中国の指導者だったらそういった道を選ぶかと聞かれると・・・・、中国でブランド構築は絶望的に難しいと思います。これまでの政策の延長線上にとどまってしまう気持ちも理解できないわけではありません。
お礼
みなさん回答ありがとうございます